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ほんとうに地獄ってあったんだ。
あるはずなんてない。大昔の作り話に過ぎないのだと。地獄なんてあるはずがない。
私が幼少期のころ、田舎の祖母がよく、テレビに映っている政治家の人たちに向かって言っていました。「この人たちは隠そうとしている。きっとそうだ。隠そうとしている」と。
地獄なんてあるはずがない、と貴方は思いますか?
いいえ、そう「思わされて」いるのかもしれません。思っているのか、思わされているのか。似ているようで大きく異なります。
まずはこちらの画像をご覧ください。
この画像は日本における『地獄研究』の第一人者だった学者・後藤田一利(1822~1901)が生前、病院のベッドで病魔におかされながら我々に残した最後の直筆メッセージです。
そもそも後藤田一利という人物は、明治末期に「オムライス」という言葉を命名し、日本に定着させた人物としても知られています。
オムライスは当時の日本語で『鬼無礼守(ヲムライス)』と表記され、当時は鬼や悪魔を退散させる神聖な食事として広く世間に親しまれました。
これは、ケチャップで調理されるチキンライスが、『血』や『鬼』、『地獄』を連想させる『赤』を表現しており、それを包み込む卵が『光』や『正義』、『天国』を連想させる『黄色』を表現していることから、名付けられました。
・ケチャップに染まった『赤』が地獄を連想させる。
・チキンライスを包む卵の『黄色』が天国を連想させる。
後藤田は当時、政府の要注意人物とマークされるほど過激な発言や「地獄はこの世に存在する」といった思想などで知られる人物でした。
ある政府高官は彼のことを「オムライス狂人」と呼んでいました。
ある公安幹部は彼のことを「オムライステロリスト」と呼んでいました。
彼の今でも残る有名な逸話は、著書「オムライス宣言(全93巻)」を執筆中、家族サービスなどを一切しなかったため、当時の妻に「オムライスと私、どっちが大事なの?」と問われ、妻と離婚したという話が残っているのは有名すぎる話です。
そんな後藤田の著書「オムライス宣言・第29巻:後藤田出版(1859)」の中で
「人ガ何ト言オフト、私ハ地獄ノ存在ヲ認識シテイル。ダガ、政府ハ存在ヲ認メヨフトシナイノデ有ル。」
と明かしており、当時の政府と地獄の存在について対立していたことがわかります。
また、著書「オムライス宣言・第78巻:後藤田出版(1860)」の中では、
「私ハ地獄ノ存在ヲ世間ニ広メル為ニ、2月3日ノ節分ニ、恵方ヲ向イテ鬼無礼守ヲ食ス事ヲ決メタノデ有ル。」
と、勘の良い読者ならもうお気付きでしょうが、節分に恵方を向いて何かを食べるという文化は、実は後藤田が最初に考案した風習なのです。
「鬼は外、福は内」。本来は、地獄の鬼たちや悪魔を退散させる「鬼無礼守(ヲムライス)」を食べて健康的な年を送ろうという活動を世間に広めることによって、地獄の存在をより多くの人にアピールできるチャンスだと考えたアイデアだったのです。
しかし、なぜ節分に食べられるはずだったオムライスが「恵方巻」に変わったのでしょうか。
それは、節分にオムライスを食べる風潮が広く一般に伝播した場合、地獄の存在が多くの人々に知られてしまうことを危惧した当時の日本政府が、富国強兵政策の一貫として軍隊の銃に見立てた太巻き、「恵方巻」を慌てて広めたからです。政府は後藤田を「好ましくない存在」と認識していたのでしょう。
さて、最初の画像に戻ります。これは、後藤田が原因不明の病でこの世を去る3日前に書かれた最後のメッセージです。
「ケチャップを私にかけてくれ」
これは、後藤田が自らの死を悟った3日前に「天国」と「地獄」についた考えた中で、『ケチャップ=地獄の存在』を自らの死によって証明するといった、政府見解の地獄の存在の否定に対する最後の抵抗の意が込められているのです。
地獄研究の第一人者、後藤田自身も地獄に対する恐怖や実感がわいたのでしょう。
余談ですが、当時後藤田の療養中の病室にいた若い女性看護師がこのメモを真に受けて、病院の近くのスーパーでケチャップを買い、後藤田の顔面に物理的にケチャップをぶちかまして、ナース長にこっぴどく怒られたのは言わずも知れた話です。
地獄などないと貴方は思いますか?
「思わされている」のですか?
来年の2月3日はオムライス、いや『鬼無礼守』を恵方を向いて食べてみましょう。
そして、最後まで地獄の存在の証明をしようと当時の政府と戦った1人の男を絶対に私たちは忘れてはいけないでしょう。
後藤田一利。
幼少期、遊びに行った田舎の祖母が言っていた『地獄に落ちる。いつか、地獄に落ちる』の意味。
幼少期の私は、田舎の祖母の名字が『後藤田』ということをまだ知らない。
ほんとうに地獄があるということを自らの運命が導くのです。
今か今かと。
地獄ってあったんだ
iPhoneユーザーの友人たちと僕の使用しているスマホが格安スマホのため、AirDropが出来ないことが原因で友人LINEグループから強制的に退会させられた。
ほんとに地獄ってあったんだ。
文章:ベイビー斉藤
すべてハックションです。長いか。
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ご精読ありがとうございました。