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「誰も見てない」と「見られてるかも」でやる気を引き出す

 創作活動をされている方で、「家に人がいると作業が進まない」という方は多いと思います。私もその一人です。
 私の場合は、趣味全開の小説を書いているので家族の前に好みの全てをさらけ出すことに抵抗があるのです。

 かといって、誰もいない家に一人なら作業が捗るのかというと案外そうでもありません。一人でいると、つい動画を見たり二次創作を読み漁ったり大声で歌ったり、小説以外の人に見られたくない趣味に勤しんでしまいがちです。その結果、「書きたいものがこんなにあるのに書く時間がとれない! なんで??」となるのです。

 スケジュール帳やTo Doリスト、スマホのリマインダーへの記入などいろいろな方法を試しましたがあまり効果がありませんでした。
 そこで、今まで他の人のスペースに参加するだけだった作業通話を自分から始めてみたのです。

 「誰もいない家でもくり」。これが今一番がんばれる方法です。

 家族が出かけたら、ペットボトルの飲み物を持って部屋にこもり最初にもくりを開きます。部屋の説明にその日の作業終了時間を書き、ツイッターに流します。
 そうすると、「書いている内容は誰も見てないけど作業していることは知られている」という状態になるのです。後は一人で作業するだけ。ほとんど誰もこないのですが、「誰か来るかもしれない」という緊張感が程よくやる気を高めてくれます。

 「見られていない安心感」と「やらなかったら嘘をついてサボったことになる気まずさ」が頑張ろうという気持ちにつながるのです。
 もちろん、「このまま頑張っていたら誰か来てくれて話せるかも」という期待も大いにあります。いざ来てくれると緊張してしまって話せなかったりもするのですが、話したい気持ちだけは常にあるので……。

 せっかく見つかっているやる気スイッチなので、今後もどんどん活用していきたいです。やりたいこと全部進めちゃいましょう!

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あかる
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