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Addio al nubilato
台風の前日に日本を出国したのですが、念のため急きょ前日に成田に一泊することに (相方は関空、台北で合流)。
そんなこんなで日本では息つく暇が無く、帰ってきたイタリアのFerragostoの祝日の辺りがちょうど猛暑でやられてしまい、帰国後しばらく何も手がつきませんでした。
そんなある日、友達が突然家を訪れてきました笑。
彼女達は家に入るなり持ってきた服を私に着せ、目隠しをして私を車で連行していきました。行き先は秘密。
だいぶ進むともう一人の友達が待っていて、そこで花嫁ベールと“Bride”と書いたカチューシャと“Bride to be!” と書かれたタスキを渡されます。
行き着いた先はベローナ。このめちゃくちゃ恥ずかしい格好で愛の街ベローナを歩き、みんなでワイワイアペリティーヴォをし、同じく変な格好のもう時期新郎になる人と写真を撮るなどしました。
ロミオとジュリエットのバルコニーを見、入ったお店で彼女たちはプレゼントを選んでくれました。存分はしゃいだ後、夕暮れ時にBarに入り、「今のうちにトイレに行っておいた方がいいよ」と言われたので、「あぁ、楽しいひと時は一瞬。これから車に乗って帰るんだな。」と思いました。
しかしそれからが本番でした。なんと、みんなでこれからアレーナでオペラを観るというのです!!家に入るなり望遠鏡(オペラグラス)を手渡されたのはそういう訳です!
“この格好で…笑” というのは今となってはどうでも良くなっていました。周りは観光客だらけです。
みんなで「トラヴィアータ」を観ました。休憩時間にはワイワイビールを飲みました。
指揮者はアンドレア・バッティストーニ。「トラヴィアータ」の舞台は本当に美しくて、夢を見ているのではないかと思いました。
音楽をやっている友達も、やっていない友達もいました。こんな楽しみ方、今、ここでないとできないと思いました。
彼女たちの間では面識がなかったのに、私の結婚式で証人をしてくれる、元ルームメイトがしくんだのでした。
友よ、ありがとう!!!
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