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飼っている犬が飼い主と再会した時に流す、嬉し涙。〜なぜ犬は嬉し涙を流すのか?〜

こんにちは、翼祈(たすき)です。飼ってる犬と数時間かそれ以上ぶりに再会した時、愛犬が涙を溜めている姿を観たことはありませんか?あの涙は「絆形成ホルモン」とも呼ばれるオキシトシンから来る涙だと、2022年8月神奈川県の麻布大学の研究チームが発表しました。

私が以前家で飼っていた愛犬も、2回大怪我で入院した父に会えなくて、再会した時、びしょ濡れになる位、涙を浮かべていたことを鮮明に覚えています。今回は犬が飼い主と再会した時に流す、嬉し涙のワケをお知らせします。

飼い主との再会で、犬が嬉し涙を流すワケ


顔をなめたりしっぽを振ったり、犬には色んな飼い主への感情表現がありますが、一定時間離れていた飼い主と再会を果たした犬の瞳には「嬉し涙」が浮かべている可能性がある―。日本の科学者のチームが犬の「嬉し涙」の新しい研究結果を公表しました。

人間と同じ様に、犬にも涙管は存在し、目を清潔で健康な状態を維持する役割を涙が担っていますが、それまで犬の涙と感情の関連は明らかとなっていませんでした。飼い主に心が動いたときにも犬が「嬉し涙」を流す可能性を確認出来たのは世界初です。人間が泣く時と違う点は、犬の涙は流れ落ちず溜まる傾向です。

神奈川県相模原市の麻布大学獣医学部の教授の男性(動物行動学)は、飼っている犬のスタンダードプードル2匹のうち1匹が6年前に子犬を出産した時の様子を観察して、犬の涙を研究しようと想いを新たにしました。出産した子犬の世話をする母親の犬の瞳には涙が浮かんでいました。

論文執筆者の1人である動物行動学が専門の麻布大学獣医学部の教授の男性はコメントで、犬が明るい感情でも関係する涙を流すことが明らかとなったと説明しました。解明された論文は2022年8月22日付の米科学誌[カレント・バイオロジー]にて掲載されました。

そして動物行動学が専門の麻布大学獣医学部の教授の男性は、犬の「嬉し涙」に、大好きな飼い主との久々に再会に気持ちが熱くなり「絆形成ホルモン」とも呼ばれるオキシトシンが関割っている可能性が高いとも指摘しました。オキシトシンは人間でいうところの愛情ホルモンや母親ホルモンと総称されています。

動物行動学が専門の麻布大学獣医学部の教授の男性らの研究チームは犬の「嬉し涙」とオキシトシンの関連性を調査するにあたり、「シルマー涙試験」という一般的な試験で犬18匹の涙の量を測りました。犬が飼い主よ5~7時間離されていた再会する前と再会した後に、まぶたの裏に紙片入れ、1分間計測しました。涙を流した部分の長さで涙の量を計測した結果、飼い主との再会で涙が1割増加しました。

さらに犬20匹でも測定し、飼い主もしくは会ったことがある人と再会する前と後で涙の量を比較しました。このケースでは、犬の涙が増加したのは飼い主と再会した事例だけでした。

そしてオキシトシンの役割を考える上で、オキシトシンを含んだ溶液を犬22匹の目の表面に差しました。すると、オキシトシンを差した後、涙の量が比べる対象の溶液に比較して倍増しました。

動物行動学が専門の麻布大学獣医学部の教授の男性によれば、「人間にとっては瞳は重要な役割で、『嬉し涙』を流す犬は可愛いと従来から思っていた。長い犬のペット化の歴史において涙を流す性質を備えた結果、種を超えて人と愛情深い関係性を成形出来る様になったのでしょうう」と述べました。

参考:犬の目に「うれし涙」、離れていた飼い主と再会すると 研究 CNN.co.jp(2022年)

愛犬も泣いていた。


具体的には書けないのですが、数年前父が1回目が3週間、2回目が2ヵ月半と、大きな怪我で入院しました。愛犬の世話は父が1番していたのですが、愛犬にはなんの前触れもなく、自分の前から父が消えた訳で。

2回目の入院の時、「暫く帰って来れない」からと、母が父の仕事の荷物を車から下ろしましたが、愛犬は「帰って来た!!」と思い、玄関に走って来ました。しかし父の姿はなく、愛犬は荷物のにおいだけ嗅いで、寂しそうに向こうに行きました。

1回目の退院した時は、走ってしっぽを振って出向かえましたが、まだ病み上がりな父に愛犬は嬉しさのあまり、その日の夜長時間長距離散歩させて、次の日父はダウンしていました。

2回目の退院した時は、私と母は時々病院に行ってましたが、愛犬は2ヵ月半父に会えなかったわけなので、再会後嬉しさで目の下が涙でびしょ濡れでした。

そういうこともあり、犬は嬉し涙を流す事は存じておりました。こうやって証明されたので、やっぱり犬も嬉しい時涙を浮かべるんだなと、改めて思いました。


AKARIというサイトでも記事を書いているので、良ければこちらも読んで下さい。

https://akari-media.com/author/tasuki/

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