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ソニーが開発した『DSC-HX99 RNV kit』で、視覚障害のある子ども達も写真撮影を!

こんにちは、翼祈(たすき)です。
皆さんは、カメラ写真撮影に興味がありますか?

私は特にないです。どんなカメラがあって、どんな性能があるのかも知りません。

自分が被写体になるのが嫌で、大人になってから、特に30代になってからの写真は、1枚もありません。

小さい頃は両親がどこかに行った思い出でよく私の写真を撮っていましたが、今は写真撮影されることも嫌で、誰かが写真撮影をしていても、屈んで通ったり、映らない様にしています。

この記事では写真やカメラに興味のない私でも惹かれた、視覚障害を抱えている人が手にしたカメラの話題です。

2024年4月24日、QDレーザとソニーは、全国の視覚障害者団体・施設や盲学校に、網膜投影カメラキット『DSC-HX99 RNV kit』およそ200台を寄贈したと明らかにしました。カメラが捉えた被写体を網膜に投影して撮影可能なロービジョン者向け製品となっています。

2025年度までにソニーグループは、原則全サービスや製品で【インクルーシブデザイン】を導入し、当事者の声を反映させる方針を明言しています。

今回は、ソニーなどが開発した、『DSC-HX99 RNV kit』を受け取った子ども達の様子などを発信します。

『DSC-HX99 RNV kit』を受け取った子ども達の反応は?


画像引用・参考:ロービジョン者※1の創作意欲に寄り添う網膜投影カメラキットを発売 ソニー株式会社(2023年)

2019年からソニーグループは、視覚や身体、聴覚など色んな障害を抱えている人と行動を共に歩み、対話を重ねる社内研修《インクルーシブデザイン・ワークショップ》を開催しています。

2023年3月24日には、ロービジョン者向け網膜投影カメラキット『DSC-HX99 RNV kit》の販売をスタートしました。QDレーザのレーザー網膜投影ビューファインダーと、ソニーのデジタルカメラ「サイバーショット」をかけ合わせました。

プロジェクターでスクリーンに投影する様に、カメラが捉えた被写体をそのまま網膜周辺に投影するため、ピント調節機能や視力が低くても撮影しやすいといいます。

『DSC-HX99 RNV kit』が寄贈された、東京都八王子市にある八王子盲学校では、子ども達などがカメラを使用して撮影を体験しました。小学3年生の女の子は、怪獣の友達やぬいぐるみを撮影しました。レンズを覗き込んで、「遠くの方までよく見える」と嬉しそうな笑みを浮かべました。

普段から女の子はスマホを使用して、動画や写真を撮影しているといい、「カメラで撮影した写真を家族に見せたいです。これから沢山撮影するのが楽しみです」と笑顔が弾けました。

参考:ソニーが視覚障がい者向けカメラ、200台を盲学校などに オルタナ(2024年)

大島正昭・ソニーイメージングエンタテインメント事業部長は、
『DSC-HX99 RNV kit』を販売して以来、多くの喜びの声が弊社に届いています。一人ひとりがクリエーティビティを発揮し、自己表現を楽しみ、感動を分かち合える世界を創り上げたいです」と説明しました。

私がカメラを意識した時

私は写真を撮る趣味などはないのですが、良いカメラがあれば良かったのにー、と後悔した時もあります。

私は現在スマホですが、3年近く前までガラケーでした。正直、「もう使えませんよ」という日が迫るまで、10年以上同じ機種を使い続けていました。

私の中で写真撮影は、コロナ禍前の時によく撮影していました。色々遊びに行っていたので撮影するわけですが、まず今思うと画素数もスマホにはかなり劣りますし、ガラケーのサイズで、スマホほど大きい写真が撮れない。

何かのイベント参加で、写真を撮る時、スマホではないので、連写もできない。スマホの人が撮影OKな時間に何十枚も連写で撮るのを、私は1枚撮るのがやっと。

ガラケーの中にも沢山思い出がありましたが、スマホに機種変する時、「ガラケーの写真は移せません」と、携帯ショップで言われて、1枚も写真は移せませんでした。

今思うと、「早くスマホにすべきだった」とか、「どうしてあそこまで、頑なにガラケーで、と言っていたんだろう」と、後悔もするわけです。

ガラケーの中にしか、存在していない、多くの写真を思うと。

この記事ではソニーの『DSC-HX99 RNV kit』を取り上げました。ソニーが、【インクルーシブデザイン】を採用しているのは、どこかの記事で読んだことがあります。

まさに誰も取り残さない、『DSC-HX99 RNV kit』というカメラなんだと思うと、とても嬉しいです。

参考サイト


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