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『桂む雀と愉快な仲間たち』。脳出血で倒れた男性がハーモニカなどを奏でた最終公演。
こんにちは、翼祈(たすき)です。
私は楽器全般が弾けません。楽譜も読めません。
今は歌うこともほとんどしませんが、音楽の授業で、楽器を弾くことは苦手でした。というか、できませんでした。
ピアニカも、リコーダーも全て下手でしたね。
その中で、中学時代、先生が琴を持って来て、全員に触らせたのは、滅多にそういう機会ないですし、楽しかったですね。
この記事では、2024年7月に惜しまれつつ最終公演を迎えた、脳出血で倒れて麻痺が残っても、楽器のハーモニカなどの演奏を続けていた、男性の話となります。
2024年7月7日14時、脳出血で右半身不随となった落語家桂む雀さんと友人などによるトークや音楽の公演『桂む雀と愉快な仲間たち』が、兵庫県丹波篠山市網掛にある四季の森生涯学習センターで開催されました。公演は、長年親交のある元公務員の男性Aさんを始め丹波篠山の有志が公演を企画してきましたが、第13回となる2024年が最後の公演となりました。
今回は、『桂む雀と愉快な仲間たち』で、どんなことを当日したかなどを紹介したいと思います。
『桂む雀と愉快な仲間たち』では、どんな演奏が行われた?
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む雀さんは2005年に脳出血で倒れました。言語障害も残りましたが、リハビリで左手だけのピアノとハーモニカの演奏に励む様になりました。今回はステージで「花は咲く」「上を向いて歩こう」などを披露しました。
参考:脳出血で右半身不随に、左手だけでハーモニカ演奏 桂む雀さん、最後の公演 7日、丹波篠山 神戸新聞NEXT(2024年)
地元のハーモニカグループ「にじいろハーモニー」も出演し、む雀さんの友人のフリーアナウンサー男性Bさんとタレントの男性Cさんによる漫才などもありました。フィナーレにむ雀さんのハーモニカ伴奏で、会場全員で童謡「ふるさと」を合唱しました。
母が憧れた楽器とは?
私の母が短期間の仕事に行っていた時に、職場である楽器を弾くことが流行っていました。それはオカリナでした。
同僚から「●さんもやってみたら?」と言われて、興味があったらしいのですが、オカリナ自体がとても高く、例えばずっと続けるなら元が取れるかもしれませんが、その職場を退職しても、オカリナを続けるか、というとそうでもなく、金額も高かったことで、買いませんでした。
私は子どもの頃、よく行った有田の陶器市で、よくスタート地点に近い場所で、オカリナを売っていたのを観たことがあります。
楽器に関しては、障害が出ても、続けるという声をよく耳にします。楽器を弾くことで、手を動かし、脳も活性化し、刺激を与えるという点でも良いのではないでしょうか?
この記事の本題に出て来た男性は、最終公演を迎えましたが、公演が終わっても、趣味でプライベートの時間、ハーモニカやピアノなどを弾き続けているかもしれませんね。
何かに打ち込む姿は素晴らしいですし、その人が演奏をすることで、勇気付けられる人もいたと思います。
これからも、演奏ができるハーモニカなどを公演はしなくても続けて下さっていたら、嬉しいことですね。
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