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本当に素敵な人。

昨日の夕方、駅で、母の友人を見かけた。




昨日は、私は本当に体調が悪かった。

それで、あちらが気づいてなかったようなので、残念だけれど、あえて話しかけなかった。

でも、駅から、歩いて自宅に戻る彼女の姿に、私は感動してしまった。



ピシッとアイロンがかけられている洋服。
綺麗なパールのピアス。
整えられた髪の毛。
途中、スーパーに入っていかれたが、その身のこなし方、歩き方まで、綺麗だった。


とっても素敵だった。



母に、自宅に戻ってから、「そういえば、〇〇さん見かけたよー、とても綺麗にしていた。」と言ってみた。
母は、「彼女は、いつ知り合いに見られても、誰に見られてもいいようにいつも気を遣って綺麗にしているそうよ。」と言った。



私は、なるほどーと深く感心してしまった。


私は、「あなた、この間、あそこ歩いていたでしょー」と言われることが多い。

でも、その度に、「やばい、私変な格好していたかも!」と思ってしまう。

私は、人に確実に会う!という時以外、身嗜みも、それから身のこなし方も変わってしまう。だらしなくなってしまう。

だから、その女性と自分を比べて、反省してしまった。



誰も見ていない時こそ、誰かが見ている、と、綺麗にしなければいけないのではないだろうか。

本当に綺麗な人というのは、そういうことなのではないだろうか。

そう思ってしまった。

その女性のような行いは、回り回って、自分のためにもなっていると思う。

少なくとも、私は、彼女に対してますます尊敬の念を抱いた。



私には理想の女性がたくさんいるけれども、どんなに宝石で着飾った煌びやかな女性より、そういう小さなことを大切にしている女性の方が本当の素敵な人かもしれない、と心から思った夕方だった。


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TANOSHIKA 𝕡𝕚𝕒𝕤𝕦
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