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化粧品検定の勉強中に学べた「生きづらさ解消の知恵」

今朝は、化粧品検定1級の勉強を1時間ほどしていた。

主に、公式テキストの最初の数ページ「化粧の歴史」について暗記していたんだけれども、色々勉強になった。

テキストによると、日本には、歯を黒く塗る「お歯黒」や眉を細く剃る「眉剃り」という文化があったそうだ。
ずっと続いていた文化だけれども、それが明治時代に体政官布告で禁止令が出され、途端にみんなできなくなった。
なぜお歯黒と眉剃りに禁止令が出されたのか。
理由は外国人にびっくりされるから...だそうだ。

世界で見ていくと、ご存知の通り、古代エジプト人は魔除けのために太くて黒いアイラインを引いていたり、中世ヨーロッパでは、つけぼくろが流行していた時代もあったみたいだ。
今では、太すぎるアイラインはみんなに笑われるし、つけぼくろをしている人は少ないと思う。

私は化粧品検定の勉強をする中で、そういったことを知ることができて、今と昔では人々の美意識の感覚も大きく違ったのかなあ、と思った。
そして、日本でお歯黒や眉剃りが不都合になり、急に禁止になったように、流行というのはあまり信用できない、不確かで、不安定なものなんだなあ、と思った。

私はついつい流行を追ってしまう傾向がある。
流行についていけない自分を責める時がある。

でもこの勉強をして、そんな当てにならない流行とかはちょっとは無視していいんだ、って思えた。
そうしたら楽に思えた。

流行とは常識というものにも近い気がする。
みんなにとってお歯黒をすることや、眉剃りをすることは、多分当時は「常識」だったんだ。
だけれども、その常識が禁止令によって、ガラリと「非常識」に変わったのだ。

常識と世間に言われていることも当てにならないのかな、と思った。
だから、人に迷惑をかける「非常識」はダメかもしれないけれど、自分がしたいことなら例えみんなに「変」って言われてもいいのかな、なんて思ったり。

とにかく流行と、常識は、当てにならない。
一晩でガラリと変わる可能性だってあるのだ。
そんなことを学んで、楽に生きられる気がした。

こんな風に、人生において大切なことに対しての気づきのある勉強って、本当に楽しい。
生きてるって感じがしている。

そうして学べば学ぶほど、自分はまだまだ人間として未熟なんだなあ、と思って謙虚になれる気がする。

これからも化粧品検定合格に向けて、勉強を頑張ります!!

生きづらさ解消には、勉強もとても役に立つのかもしれないな、と思った朝だった。

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TANOSHIKA 𝕡𝕚𝕒𝕤𝕦
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