就労継続支援A型事業所でデザイナーとして活躍中の久原さんにインタビュー 前編
「障がいがあるけれど、働きたい!でもとても不安…」
「障がいがあってクリエイティブな業務をがんばってみたい!でもできるかな」
そんな悩み・モヤモヤを解決する事業所が福岡県久留米市にあります。
就労継続支援A型事業所 TANOSHIKA CREATIVEです。
TANOSHIKA CREATIVEでは、障がいのある方がデザイナー・ライター・コーダーなどとして働いています。
今回はTANOSHIKA CREATIVEで実際にデザイナーとして活躍中の久原さんにお話を伺いました。
前編記事では、TANOSHIKA CREATIVEでどのようにデザイナーとして成長したか、について書いていきます。
後編記事では、TANOSHIKA CREATIVEでのプロジェクトであるSUZURIでのグッズ販売への想いについて聞きました。
SUZURIでは、久原さん含め、TANOSHIKA CREATIVEのメンバーさんが一生懸命作ったデザインのグッズを販売しています✨
「障がいがあってもデザイナーとしてぜひ働きたい!」
そのような方々はぜひこちらの記事を最後までみてくださると嬉しいです!
僕は、デザイン初心者だった
ーー元々、イラストには興味がありましたか?
久原さん:TANOSHIKAに入る前は、絵を描くこと自体は好きで、似顔絵とか描いてましたね。TANOSHIKAで働き始めた時はなかなか絵を描く時間が取れなくて。ただ、TANOSHIKAのクラブ活動でお絵描きクラブがあるので、そこに参加したりしていて。元々、絵を描くこと自体は好きでした。
ただ、デザインの合うイラスト、というのは絵を描くのとは少し違っていて、色んな技術が要るので結構、難しいんですよね。
私もいずれはできるようになりたいです。
ーーTANOSHIKAに入社する前、パソコンやデザインの経験はありましたか?
久原さん:パソコンの操作は基本的な部分だけできていましたが、デザインに関しては全くの初心者でした。TANOSHIKAに入ってからソフトの使い方を勉強しました。
支援員さんに教えてもらいながら技術を習得
ーーここまでどうやってスキルを身につけていきましたか?どう支援員に教えてもらいましたか?
久原さん:最初の方はテキストや本を見ながら操作の仕方や使い方を勉強していました。あとはインターネットで動画をみたり、それでもわからない時は支援員さんに聞いたりしていましたね。
ある程度慣れてきたら、支援員さんから課題がでるので、課題をこなしていくと自然とスキルが身についたかなと思いますね。
良いデザインとか気になったデザインとか街中やインターネットで見かけると、それを真似したり、参考にしてデザインをしてみるとスキルが身につけやすいかなと思います。
デザインは積み重ねだと思うので、これさえしとけばスキルが身につく、というのはあまりないような気がしますね。少しずつしか成長しないかなと思いますし、どうしてもわからない時は支援員さんを頼るといいのかなって思います。
印象的だった指導員の言葉
ーーグッズを作っていく中で、印象的だった支援員さん、指導員さんの言葉、アドバイスなどありますか?
久原さん:最初は興味があって始めたデザインで、あれもいいな、これもいいな、って思うんですけど、時間が経つとその興味も薄れていくんですよね。
それで、何をしていいのかわからなくなってしまった時期があって、そんな時に支援員さんから「自分の好きなものや好きなことをデザインに落とし込んでみたらいいよ」ってアドバイスしてもらって、その言葉でデザインに興味があった時を思い出して、初心に返って、デザインに取り組めて、自分のしたいことが明確化できたかなと思いました。
次回は、久原さんが活躍しているプロジェクト、SUZURIについての想いを聞いていきます!
事業所のメディアAKARIの方でも別のインタビュー内容を載せています!
ぜひチェックしてみてください👀
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後編はこちら
第2話