神様に、頬を叩かれた。
まだ世には出していないけれど、今、雨宮まみさんの『女子をこじらせて』の書評を書いている。
書評を書くにあたって、雨宮まみさんの本を読み返していたのだけれども、仕事中だというのに泣いてしまった。
みんなには気づかれていないだろうけれど、雨宮まみさんの文章を読んで、心の深い深いところを突き動かされて、泣いてしまった。
それが、プラスの感情なのか、悲しいとかそういう類のマイナスの感情なのか、わからない。
でも、その時、確かに思ったことがあった。
それは
「私が本来書きたいものは、やはり、雨宮まみさんのような文章だ」
ということだ。
自分が雨宮まみさんみたいな文章が一生かけてでも書けるとは、決して思わない。
でも夢を見てもバチは当たらないはずだ。
私は雨宮まみさんのような文章が書きたい。
piasuごときが何を言っているんだ!と思われそうだけれど、それでも宣言する。
私は雨宮まみさんのように、ハートがあって、美しくて、人間らしくて、時には恥ずかしいところまで曝け出し、それでも読者のために書くライターでありたい。
正直、ここ最近の私は、また惰性で記事を書いていたと思う。
自分のことを曝け出すことに飽き飽きしていたし、嫌だな、弱みを見せることで、また舐められるかな、とか色々考えて、惰性で書いていた。
でも、雨宮まみさんの文章を読むことで「あなた、それでいいの?」と神様に問いかけられた気がした。
仕事だ。
私は仕事で書いていて、これからも誠心誠意頑張って書かなきゃって、思った。
私は雨宮まみさんの文章の中で、この文章が一番好きだから、みんなにも紹介したい。
どんな気持ちだったんだろう。
強く強く心に刺さった。
痛々しさ、苦しさ、悲しさ、やりきれなさが、ダイレクトに伝わってくる。
私はこんな文章が書きたい。
書きたくて仕方ないんだと気づいた。
勇気を持って、、頑張って書きたいと思った。
例え、雨宮まみさんに近づくこともできなくとも、追いかける資格はあると思う。
だから、がんばるね。