デンマークで小さくアカリノタネをやってみたならば。
みなさん、こんにちは。こんばんは。おはようございます。
デンマークはコペンハーゲンに留学中のアカリノタネ大家のなっちゃんです。のこのこと元気にしております。
みなさんは、お元気でしょうか?
今日は、どんな1日だった?
「強くあれ」でも「強くなるべきだ」でもなく
あなたにはこんな強さがもうすでにあるのだ、と
そのタネはね、とっても美しいんだよと、言えたなら。
言語や文化なんてすっとばして、それを伝えられたなら、
そこにはどんな景色が広がっているのだろう。
それはアカリノタネだろうか?
あのね、昨日、デンマークで、ちいさなちいさな、名もなきアカリノタネをやってみました。
たくさんの真っ白い紙と、パステルと色鉛筆と、墨と絵の具と。
そんなに綺麗に彩って、あなたには世界はそんな風に見えているの?素敵だね、愛おしいね。
いろんなものを少し飛び越えてみる手段として、この地で呼吸をしてみるひとつの選択肢として、アートを心から信頼してみたいと思っています。
言語が違うと、文化的背景が違うと、「当たり前」が違うと、もしかしたら共に生きることはとっても難しいのかもしれない。それを、1ヶ月暮らす中で、薄々と感じています。
でもね、ちょっとだけ信じてみたい。
文化が違うくたって言葉がわからなくたって、美味しいと思うものが違うくったって、
物語は作れる。あなたの彩りとっても素敵だね、と伝え合うことはできる。
それは、とっても感動的なことだ。
目の前の相手がいろんな色をつかって何か表現している、その瞳の輝きや息遣いを見ていると、ぱぁと花開くような瞬間があります。
「何描いてるのか自分でもわからないんだけどね」、と微笑む。
その笑いが伝播する。
台所にあるスポンジをみて「これ、絵の具をつけて押したら素敵かもしれない!」と無邪気に言う。
「やってみようやってみよう!」
「わあ、思ってたのと違う」とちょっとしょんぼりする。
「じゃあこれは?」と部屋からプチプチを取り出す。
いいね、とみんなで夢中になる。
その瞬間。
まだまだ実験は始まったばかりだけど、それを「アカリノタネ」と呼んでみてもいいのかもしれない。
あなたの今日はどんな1日だった?
わたしはへなちょこですが、なんとか生きてます。
またあなたのことも、聴かせてください。
ゆっくりと眠れますように。
おやすみなさい☺︎
アカリノタネ大家 なつ
みんなで作ったカレー。
また3月にもちいさなアカリノタネをやってみたいなと思っています。
次は、「贈る」をテーマに。
少しずつ広がって深まっていったらいいな。