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ネイティブとは

今日の仕事中の出来事。

アジア系のお客さんが、テイクアウェイのコーヒーを注文しに来た。
Kiwi(NZ出身の人のこと)のスタッフが
"Do you need tray?"
と、コーヒーの持ち帰り用に、トレーが必要かどうかを尋ねたのだけど、そのお客さんは、
"Sorry?"
と聞き返して、何度か同じやり取りをしていたけれど、とうとう理解できなかった。

そこで近くにいた私が
全く同じことを質問したところ、
彼女は
"Yes, please"
と一度で理解してくれた。

これは偏に、私も彼女もアジア人のイントネーションに慣れていたからだろうと思う。
ちなみに彼女は日本人ではなかった。

Kiwiのスタッフは英語を母語とするネイティブなのに、ネイティブの英語は聞き取れず、非ネイティブの英語は理解できるという出来事が印象的だった。

ある言語のネイティブであることは、必ずしも、その言語でのコミュニケーションにおいて障壁がないとは言えないのだ、ということに改めて気付いた。

P.S.写真は今朝、出勤時に撮った一枚。
紅葉も深まって、毎日秋だな〜と感じる、今日この頃です。



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