言葉を添えて生きる/6月29日の7RULES
今回は校閲者、牟田 都子さん。
ものすごく楽しみにしていた回!
両親も校閲者で、旦那さんも校閲者。幼いころから本に囲まれて育った、そんな牟田さんの7RULES
①鉛筆は肥後守で削る
②著者の過去作を読む
③プライベートでは校閲禁止
④請求書に絵葉書を添える
⑤毎朝5キロ走る
⑥出来上がった本は読まずに2,3年寝かす
⑦本に恩を返す
「こんな丁寧に生きたことがない」
スタジオキャストのYOUさんの言葉をまんま借りて言いたい。
自分の仕事の前後にいる人を想像する。
仕事を依頼してくれた人に言葉を送る。
一つ一つが本当に丁寧で心が込められていて、人はこんな人と一緒に働きたいと思うんだろうなあと思った。
「褒められる仕事じゃない」「原点方式の仕事」
そうネガティブに自分の仕事を語っていてもそれでも仕事をし続ける牟田さん。
きっと自分の仕事の中でそれでもこれが好き!っていうところがあるんだろう。
数年前の石原さとみ主演の「校閲ガール」というドラマを見て、初めて知った「校閲者」という仕事。
こういう、あまり世の中に知られていない世界にスポットライトをあてるセブンルールがやっぱり大好きだ。
ずっとセブンルールを見続けてきて気づいたことがある。
みんな仕事をしていない。
仕事と共に生きてるって感じ。
仕事とプライベートを分けていない。
牟田さんのセブンルールの中に
③プライベートでは校閲禁止
って書いてあるけど
それって好きだからこそ、気を抜くとプライベートでも考えてしまう。本当にどうでもよかったら一切考えない、考えたくもないはず。
わざわざ自分のセブンルールに入れるくらい、仕事と共存してるんじゃないかなと私は思う。
そしてそれは本当に素敵なことだと思う。
こんな風になりたいな。なれるかな。
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