驚きたい!/7月17日の7RULES
夏はそうめん。
そうめんと言えば夏。
本当にそうなのか?
って今ここで疑問に思った人、どれだけいるんだろう。
何も考えずに、夏だ!暑い!そうめんだ!
と毎年夏はそうめんを食べている。
知らず知らずのうちにうえつけられたイメージをがらっと変えた人。
田中嘉織さんの7RULES
①人が驚くそうめんを毎日作る
②料理には母の出汁を使う
③サワーはトリプル
④大工仕事は父に頼む
⑤出汁の濃さはお客さん好みに
⑥息子に手作り弁当を持たせる
⑦朝9時にお客さんを入れ替える
そうめん屋をやりたいと思ったきっかけが
地元徳島のそうめんを専門学校の友達に食べさせると評判がよく「おいしい」と言ってもらえたからというのがすごく素敵だと思った。
シンプルだけど、身近な人に喜んでもらえてそれを多くの人に届けたいと思う気持ち。
私だったら気持ちだけで終わってしまいそう。
出汁を全部飲んでもらいたいから出汁の濃さはお客さん好みに。
そういうこだわりを聞くと余計、ここのそうめんが食べたいと思ってしまう。
毎日、今日はこんな気分だから、今はこの食べ物が旬だからとかまるで母が日々料理をするような感覚で、
いろんなスタイルでそうめんをアレンジする。
人が驚くそうめんを毎日作るって、きっと、すごい大変。
だって最近「うわああ」って驚いたの、感動したの、いつだろう。
大人になると驚くことが少なくなる。と思う。
それは知っていることが増えたから。
慣れや当たり前の中で生きていくと、こうあるべきやこういうもんでしょという考え方からなかなか抜け出せなくなる。
もっともっといろんなことに驚きたい。
そうめん、食べたい。