【音楽日記】映画「エルヴィス」を観て思ったこと(ネタばれあり)
こんにちは~
映画「エルヴィス」を思ったことを書きたいと思います。
エルヴィス・プレスリーという人物をあまり知らなかったのですが、
ふと興味を持ったので、彼の自伝映画を観てみました。
彼の音楽のルーツはカントリーとR&Bということでした。
彼は白人ですが、黒人の人の居住地域の近くで幼少期を過ごしました。
黒人のミュージシャンの人たちとの交流をしていて、
BBキングなど有名な人もいました。
そして、彼の音楽のスタイルは白人の保守的な人たちに
警戒されて、逮捕されたり、ドイツに兵役に送られました。
彼の反抗的なスタイルは、彼自身の人生にも大変な困難を
もたらしました。
他にも、プロモーターの人から金銭的な搾取にあったり、
薬物による健康被害で亡くなりました。
負の側面も多大に描かれていました。
この映画は、人種間の軋轢やアメリカの混とんとした時代背景
(ケネディ大統領やマーティンルーサーキングの暗殺)
という中での音楽への規制、そういった興味深いことが学べました。
音楽を規制する、それは音楽による影響力が大きいと人々が認めている
証だと思います。
私は、エルヴィスは自己犠牲的な生き方をしていたのかなと思って、
エルビスが亡くなるまで薬物に頼っていたことが、
とても悲しいなと思いました。
歌手を始めた動機が、家族のためだったのですが
皮肉なことに、彼が歌手になったことで家族が亡くなったり不幸に
なっていきました。
彼の母親は彼から多大なお金を貰って贅沢することより、
本当は彼らしく生きてほしかったんじゃないかなと思っています。
私はエルビスの声をいい声だなと感じました。
特にこの曲がいいなと思いました。
彼自身は、確かに歌や音楽を楽しんでいたのかもしれないけれども
周りの人のために自己犠牲的に生きたことで、
周りの人もだめにしてしまったということなのかなと思いました。
彼は、自分の信念もあったとは
思いますが周りの人が彼を振り回して
いたとも感じました。
そして、彼の元妻は歌手としての
彼では無くて、
家族として
最後まで、薬物治療プログラムを受けて欲しい
てた言っていたので、
彼女は等身大の彼を
愛していたんだと思います。
音楽業界で搾取するプロモーターの人に関しては、
とても闇が深い問題だと思いました。
話が飛躍しますが・・・
私は、たとえ周りのためでも、
自分が自分で無くて生きてしまったら
自分で生まれてきた意味が無いと考えました。
自分の中から湧き上がってくるものを、
大切にして生きていこうと生きてきました。
なので、エルヴィスの生き方について、
かっこいいところもある反面、悲しくなってきました。
エルヴィスはとても繊細で、優しい人だったと思います。
そんな彼の音楽を楽しんでみようと思います。
最後までご覧いただきどうもありがとうございました。
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