高校生と話してみた
職業体験イベントで高校生と話す機会を手に入れたので、全力で向き合ってきた。
夜間高校のイベントだったので、もちろん話すのは夜間高校の生徒。
昼間高校とは規模感も違うので、割と縦のつながりもある印象。
校則もいわゆる【ブラック校則】みたいなのはないのか、髪型も服装も自由。みんな個を発揮してて素敵。
美容師のお仕事体験ってことで、ヘアアレンジとワインディングを用意してみた。思いの外ワインディング体験してみたーい!ってなってびっくり。
ヘアアレンジはこっちが提供するだけになってお仕事体験とは言えないのでは?と反省。でも女子たちの表情がどんどん明るくなって、先生とか友達に「可愛い!」って言われて嬉しそうな感じとか、照れてる感じとか尊すぎたので悔いなし。
お仕事体験のあと座談会みたいな感じで高校生たちと質疑応答する時間があって、それがすごく刺激的だったなぁ。
なんせコミュ障で人見知り。話したくない!でも話したい!みたいな矛盾の塊!!!
美容師になりたいって子はいなかったみたいだけど、高校時代の話とか、学校選び進路選択の話とか、人生の話とか、色々質問してくれて話も聞いてくれて、話してくれて、これはとても貴重な時間だった。
高校生と話すことなんてほとんどないし、高校生からしたら妙齢すぎて接し方分からんわ!っていう年齢だと思うし、これはとてもとても貴重な体験をしたぞーーーーーって感じ。
自分が高校生の時を思い返す機会にもなったし、こんなんだったなぁってエモい感じもあったし、成長している部分や変わってない部分を見返す機会にもなったなぁと。
私が高校生たちに一番伝えたかったことは「適当な妥協はするな!」ってこと。あれこれ考えて、見て、体験して、多角的に考えてする妥協はいいけれど、もう分からんからこれでいいわ!っていう妥協は後悔を生むから本当に良くない。
本当はこれをやりたかったのに、本当はあそこに行きたかったのに、本当は…が募れば募るほど人生はしんどくなる。
後悔も悪いことばっかりじゃないけど、妥協から生まれる後悔は確実に尾を引く。しかも悪い方に。
だから、自分で見て聞いて学んで体験して判断する。
人が決めた物事に従うのってすごく楽だし、最終的に人のせいにできる。
でも自分が決めた物事は全部自分の責任。
楽しいことも嬉しいことも、困ったことも嫌なことも。
責任を負わない人生なんで生きてないのと同じ。
自分がやりたいこと、好きなこと、自分の意思に従うこと、自分で決めること。大変なことも多いけど自分の人生を自分のものにするには自分で決めて進むしかないからね〜。
高校生たちと話しながら、人間観察もなかなか楽しませていただきました。
次は中学生との座談会。
これはこれでまた別の緊張感。