コーチのあり方 教える側と受ける側
英語の講師として働き始めて1年半。講師としての自分を客観的に見ることは非常に困難です。「分かりやすいかな?」「質問はないかな?」といつも疑問に思いながらできるだけ良いレッスンを心がけるのですが。
テニスレッスンを受け始めて約半年。生徒側に立つと、コーチの指示や指導からも学ぶことが多いです。
その中で得た教訓はです。
・説明は短くポイントを押さえ、わかりやすく。
ー長ったらしい説明は途中で聞くのが嫌になります。途中からボーッとしちゃいます。
・良いところを具体的に述べる。
ー褒められること、良かったところを言ってもらえるとドンドン自信がつき、動きが柔らかくなりました。
・挑戦を促す。挑戦した結果の失敗なら、大いにその度胸を褒める。
ー難しい技を挑戦しようとして躊躇しようとした時、コーチの「行け!」という言葉、「よく攻めた」という言葉は物凄い後押しになりました。そして「次から挑戦していいんだ」「もっと攻めてみよう」と思うように動けるようになります。失敗を全く恐れなくなるのは、ものすごく大きいし、指導者として1番見習いたいポイントでした。
英語のレッスンでも、私が1番求めて、尚且つ実践が難しいのが挑戦する生徒さんの姿です。誰でも失敗したくないですし、間違えるのははずかしい。それも本当によくわかるのですが、語学の習得の過程で失敗なしなどあり得なく、むしろ失敗することの方が100倍大きいと思います。
また、生徒さんが失敗してくれると、講師側は生徒さんの苦手ポイントがわかるのでそこに要点を絞って次回レッスンを行うこともできます。
失敗は成功のもととはよく言ったもので、本当に失敗をした数だけ伸びていくように思っています。
テニスのレッスンを受けて、コーチの方々からさらに指導のポイントも学び続けたいと思う今日この頃でした。
テニスコーチ、いつも本当にありがとう!
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