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自己紹介的なー

はじめまして。
朱りファームと申します。

 当園は山梨県北杜市は山梨県の左上部分、東京23区よりも広いそうですが、有名なモノだと八ヶ岳の南麓に位置します。標高はちょうど1000mですが、南斜面なので、日照は抜群ですが、夏はかなり暑くなります。

 ここで夏イチゴをはじめて約10年になります。
 認定就農者をとり、夏イチゴをやりたいと言った時には、まわりには反対されたものです。「トマトやれば?」とか「冬イチゴの方がいいじゃん」と。でも自分の人と違うことをやりたがる性格と、職業訓練校でみた、主な野菜・果実のキロ当たり単価の表を見て、がぜんやる気になってしまったのを覚えています。
 「価格が高いということは作るのが難しいをいうことだ、なら努力して量が採れるようにならば儲かる」と。
 だけど多くの人が採れないのだから、自分も採れないのです。至極当然ですが。
 今振り返ってもキツかった。どんな商売でも似たようなもんだと思いますが、開業してから2年間である程度軌道に乗せないと、そこから先続けるのは地獄です。開業時に借金はしましたが、追加で借りてさらに借金は膨れ上がる。子供は高校から大学と金かかる、よくやってこれたなと感心します。
 今現在もそれほど裕福ではありませんが、なんとかここまでやってこれました。

 夏イチゴ栽培の魅力ってなによ?と問われれば、私は”難しいところ”と応えます。いや冬のイチゴだって難しいですよ。ただ夏イチゴは冬イチゴより圧倒的にマイナーな存在のため、まだまだ栽培方法が確立だれていないのです。だから自分で考えることが必要で、これが苦しくまた楽しいのです。

 ココでは栽培技術と経営的な話を中心に、現在夏イチゴに取り組んでいる方、またこれから始めようとしている方などに、少しでも役立つ情報でも発信していれたらなと思っています。

(当園所在地の気象データ的なものを知りたい方は以下から調べてもらうとよいかと思います)


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