初めてのチャネリングの話
初めてのチャネリングは、なかなかの大物人物だった。
大物と知ったのは後になってからのことだけれども。
時は2020年3月20日の朝、この日は何の日かというと、そう春分の日。
4年前のこの日が世間がどの様な状態だったかというと、
横浜港にクイーンエリザベス号が停泊して、船舶内でコロナ感染が起き、
連日ニュースで取り上げられていた。
その時は、まさか日本や世界中でコロナ閉鎖があるなんて誰もが考えもしなかった。
私はその朝に強烈な頭痛に襲われていた。
この頭痛はただ事ではない。もちろんコロナではない。
当時はまだ、コロナは一般家庭には進出していない。
すると、ふたつの光が現れた。
明らかに悪い感じはしないけど、それにしてもこの頭痛は迷惑すぎる。
ふたつの光は、男性と女性のような感じがしたが、
女性の方がかかあ殿下気取り風な感じで、男性が尻にひかれた感じがした。
女性に促されるようにして、男性が
「まつりができん」
と、言ってきた。
まつりだかなんだか知りませんがその腹いせだか八つ当たりは私にもどうすることでできかねますが…
そもそも「まつり」とは何ぞや?
どうしたものか、私には皆目見当がつかず途方に暮れた時、
そうだ!
その頃は、福岡に山村さんがいらっしゃったのっで
山村さんの所へ行くようにお繋ぎした。
ふぅ、やれやれ
ふたつの光が消えると頭痛も治まった。
すると、しばらくしてふたつの光がまた現れた。
しかし今回は光の中から顔を出して笑っていた。
その姿を視て、山村さんに会えたのだと確信できた。
ただ、ふたつの顔は能面を被っていた。
挨拶に来て能面って言うのも変だと思ったが、後にその意味を理解した。
起きて直ぐに目に入った本を手に取って、
パラパラとページをめっくったら先程現れた光の正体が判明した。
瓊瓊杵尊と天照だったのだ。
能面だと思った顔は、本来の顔だったことも解った。
天照は3代いると言われており、
私の前に現れたのはおそらく2代目だと思われる。
後に日本の各地で、コロナでお祭りが中止になっていく現状を嘆いていたのだと知ったのは少し後のことだ。