灯りのソムリエ® 七つ道具 その3~ロウの付着を防ぐ
キャンドル・蝋燭を灯す際 気になることの一つに、溶けたロウが
垂れたり、流れたりしてきて、キャンドルスタンドやテーブルなどに
ロウが付いてしまうこと があげられると思います。
風が全くなく、静かなところで、芯の太さとキャンドルの直径がベストバランスのキャンドルを灯す、ということであれば、ロウが垂れることは ほとんど気にしなくても良いかもしれません。
また、直径がかなり大きいキャンドルになりますと、灯していくうちに、中央からだんだん窪んで中に炎が沈んでいく燃え方をしますので、外側のロウまでが溶けて、流れたりすることはあまり無いでしょう。
ただ、お家でキャンドルを楽しむような時には、心配なときもありますよね。何かのはずみで溶けたロウがはねて、後で見てみたら意外なところにロウが飛んでいた、ということもあります。
キャンドルによっては、灯してロウが垂れる様子までがデザインの一部であるような作品・商品もあります。
私も、自宅以外のお店やギャラリー等で灯す時には、ロウが垂れても、什器やテーブル、テーブルクロス等を汚さないために、かなり気を使います。
キャンドルのサイズに合ったキャンドルホルダーを使ったり、コースターやトレイなども活用したりすればかなり防げます。
ただ、キャンドルスタンド等の道具についてしまったロウは、材質にもよりますが、なかなか取りづらいものです。固まったロウを取ろうとして、引っかいて傷をつけてしまっては困りますし。。
そんな時には、「ローカット」「ローがとれます」という商品が市販されていて、とても便利なのでご紹介します。
今は、キャンドルの材料関連の通販サイトなどでも取り扱っているかもしれませんが、基本的には仏壇・仏具の店で販売されている定番商品です。
「ローカット」は、溶けたロウを付きにくくするため、灯す前に、ロウが付きそうなところにあらかじめ吹き付けておくものです。
「ローがとれます」は、ついてしまったロウに吹き付けることで、キレイに取れやすくしてくれます。
詳細は、商品に記載されていますので、実際にお使いになる前に 必ずよく読んでくださいね。
( 2021年2月13日 )
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