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海外旅行超初心者のニューヨークの歩き方 #4
今回は2日目のエピソードをお送りします!
(年内でまとめ切りたいと思っているけど、
終わるかなぁ…)
【ニューヨーク編の登場人物】
私 : 小田あかり(筆者)、海外旅行超初心者
光満(ミチル) : 中村光満、学生時代からの友達、役者仲間でもある、今回の旅の発起人
アリちゃん : 学生時代からの友達、アリちゃんは役者さんではないので仮名のニックネームです
メトロポリタン美術館へ
この日も朝からホテルで朝食を食べ、
ずっっっっっと行きたかったメトロポリタン美術館へ!
日本でもメトロポリタン美術館の企画展に行ったことはあったけど、まさか現地に来れるとは思ってもみなかった。
通称The METと呼ばれるこちらの美術館。
とにかくとにかく広い…!
メトロポリタン美術館は、
地下鉄⑥ 77st stationから徒歩12分ほどのところにあります。
そもそも私がなぜ美術館に行くようになったかと言うと、
2018年国立新美術館で開催されていた
『ルーヴル美術館展 肖像芸術 ーー人は人をどう表現してきたか』に行ったことがきっかけ。
この企画展で、一気に美術展沼にハマりました。
絵のことなんてまるっきり分からないし、
センスもあるわけでは無いけど、
不思議と集中していると雑念が消えて癒された。
それから美術展に通うようになり、
いつかルーヴル美術館に行けたらいいなぁという夢を抱いて早6年。
今も絵のことは分からないけど、
自分の好きなものは分かるようになってきました。
数十年前、数百年前の作品を見ることで、
その時代にワープできるような、
その時代を垣間見ることが出来るような、
そんな時間が好きです。
もともと歴史好きというのも大いに関係している気がする。
そんな中、突然現れたニューヨーク行き。
光満に誘ってもらう中で、
「ルーヴルもいいけど、METも十分すごく大きい美術館だし、1日では回りきれないよ!」と聞いて、俄然興味が湧いたニューヨーク。
実際来てみると、
ニューヨークは本当に不思議な街。
大都会で刺激的なのに、芸術に彩られている色彩豊かな都市だなと思います。
メトロポリタン美術館自体も繊細で美しい場所。日本の美術館とは違って、西洋絵画が人混みではなく落ち着いて見られるのも良いポイント!
ともすれば、人の頭を見にきたのか?というくらい人の波でパンパンな日本の美術館ですが、
さすがはMET、広くて入場人数自体は多いはずなのにストレスが無く見られました!
結論から言うと、最高でした!
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The METでこんにちは
メトロポリタン美術館でも手荷物の検査はあり、そこをパスして中に入ると、
左側の奥はチケットを買えるブース、
中央には館内の案内をしてくださるインフォメーションスペース(ここで館内図をもらえるよ)、
右側に広いショップがあります。
チケットを買う前に先に館内図をもらおうと、
インフォメーションに行き、
日本語の館内図はないか探してみる、、が、
中国語はあるけど、日本語は見当たらず…。
私がキョロキョロと探していると、インフォメーションの方が、私に気がついてくださったので、
「Excuse me, Do you have Japanese...」
日本語の館内図あります?と聞こうとすると…!
「あぁ、日本語の案内はないの〜ごめんなさいね」と日本語で返されるという超驚き展開!笑
話しかけたのが丁度日本の方だったらしく、
まさかのメトロポリタン美術館のインフォメーションで日本語で案内をして頂きました!
(分かりやすくて有り難かった😭)
「1日で全部は絶対に回れないので絞った方がいいですよ、何が見たいですか?」と聞かれて、
「西洋美術です!」と一択回答!
印象派より前のと付け加えると、
1300〜1800年の西洋美術のエリアを教えてくださり、フェルメールはその中の614というお部屋にあると教えて頂きました。
もし印象派を見たいようであれば、
その隣のエリアの809〜830のお部屋、
アメリカ美術を見たければ、700番代のお部屋をみてくださいと教えて頂きました。
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行く方は参考にしてください ✌︎
かなり時間がかかるから、
「1日ではなくまた来て鑑賞してね」と最後言ってくださって、
なんだかまたニューヨークに戻ってこれるような気持ちに。
まさかこんなところで日本人に会えるとは思わず、海外で働いている事実がカッコよく、素敵だなぁと勇気が出ました。
その後、左奥のチケットブースでチケットを購入。
質問されたことは、
・大人一枚でいい?
・ニューヨークに住んでる?
・どこの国から来た?
という3点。
チケットは大人1枚$30でした。
(国別の入場者数とか数えてるのかな〜?)
ここから歴史とロマンの詰まった
芸術の旅が始まります!
フェルメールに魅了された子供時代
今回膨大な数を収蔵するMETに実際来てみて面白かったのは、
国や時代によって描き方の流行が違うことに気がついたこと!
当たり前なのかもしれませんが、やっぱり絵画にもその時代に流行った描き方、
トレンドがあるんだなぁと勉強になりました。
今回は西洋絵画1300〜1800年を中心に鑑賞し、印象派とアメリカ絵画も巡ってきました!
まずは時間がなくなる前に
大好きなフェルメール!
フェルメールからオランダ(この時代はネーデルラントかな)の絵画にハマって、たくさん見るようになったので、
オランダ絵画が識別できるようになってたのも個人的には嬉しいポイント!
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最高の空間🥲♡
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やっぱり傑作です
中学生の頃の美術の教科書に載っていた、
「真珠の耳飾りの少女」
この絵に惹かれて、作者のフェルメールという名前を覚えました。
見れば見るほど、なぜかとても印象に残る絵。(噛めば噛むほど式)
モナリザにも同じような魅力がありますが、
いつかフェルメールの本物を見ると決めたのもこのくらいの時期。
(あとレンブラントの「夜警」も!どちらもオランダの美術館にあるので、やっぱりオランダにはいつか行かないとだなぁと思っています🇳🇱
欲を言えば、「天文学者」と「地理学者」も見たい…)
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空の王者ブーダンと
バレエ画家ドガを眺める
皆さんはブーダンという画家をご存知ですか?
かの有名なモネのお師匠にあたる方。
私は日本で開催されている印象派展に行ったときに、毎回良いなと思う画家が同じことに気がつきました。
それがこのブーダンです。
空の王者と呼ばれるほど、空を広く描き続けた画家だそうです。この人ほど空を美しく、描くのに長けた方は他にはいないように私は思います。
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12年バレエをやっていた身としては、
やはりドガも忘れられません。
きっとバレエをしている人で、ドガを知らない人はいないはず…!
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かなりの時間眺めてしまいました
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静寂を見つめて
展示室内はたくさん草花が描かれた絵があり、とても素敵でした。(特に印象派)
同時にこれだけ絵があると、自分がどんな作品が好きなのかよく分かるようになってくる気がします。
私の場合は、静物画と風景画がとても好きなことに気がつきました。
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最初にも書いた通り、
集中して絵を見ていると段々何か不必要なものが削ぎ落とされていく気がして、
自分とその空間という2つだけになる瞬間が時々ご褒美のように訪れます。
たぶん普段喧騒に心落ち着かない状態が、
少しフラットに戻るような感じなのかもしれません。
静寂を見つめ、風を感じる作品を見つめ、自分の心を見つめる、大袈裟な感じもしますが芸術鑑賞する醍醐味はそこにあると思います。
そろそろ写真もお腹いっぱいになってきたところで、皆さんもお気づきかもしれませんが、
印象派を見終わったところで
すでにこの時点で3時間半が経過!
とてもとても見きれない…!
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本当は彫刻もアメリカ絵画もエジプトも、
もっともっと見たかった…!!!
残り30分で駆け抜けたので全く見れず。
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ロケ地巡りできて嬉しい!
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とっても素晴らしい美術館でした。
また戻ってこられますように!と思いながら、
この日は光満と約束していたので、セントラルパークを爆走。(良い子は真似しないように)
夜どうしても外食がしたかったのですが、
完全に気力がMETに持ってかれていて、
結局光満とシェイクシャックに行きました笑
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シェイクシャックのテレビでは、
バスケットの試合がテレビ中継されていて、
そんなところもアメリカン。
METの1日はこれにて終了です!
お付き合い頂き、ありがとうございました!
さて次回は、またニューヨークの街を爆走です。
お楽しみに!またね!