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海外旅行超初心者のニューヨークの歩き方 #6 最終回

お正月気分を引きずっていたら、更新が遅くなりました。
本年もよろしくお願いいたします。
今回はニューヨーク4〜5日目の様子をお送りします!

【ニューヨーク編の登場人物】

私 :  小田あかり(筆者)、海外旅行超初心者

光満(ミチル) :  中村光満、学生時代からの友達、役者仲間でもある、今回の旅の発起人

アリちゃん :  学生時代からの友達、アリちゃんは役者さんではないので仮名のニックネームです


ニューヨークにてベーグルを食す


アメリカンな食べ物として有名なのは、ピザやハンバーガーなどですが、ニューヨークと言えば!
「ベーグル!」
というくらい、ニューヨークにはたくさんのベーグル屋さんがあります。

ニューヨークに行くと決めた時から、
絶対にベーグルは食べるぞと意気込んで向かっていたので、「ベーグルが食べたい!」と光満にリクエストしたところ、有名なベーグル屋さんに連れて行ってくれました。

最近はもっぱらSNSでも大人気という、
こちらのEss a bagelへ!
その日私はホテルをチェックアウトして、夜アリちゃんの滞在先に行かせていただく予定になっていたので、
光満が先にお店に行って並んでいてくれたのですが、これが長蛇の列!

ディズニーのアトラクション並みだよ!」と言っていたので急いで光満と合流すると、
本当にお店のところだけすごい長い列が出来ていました…。大人気…!

お店に入ってからも列が続いていたので、
結局光満が並んでくれていた分を合わせて、
トータル1時間くらい並びました。
個人的にはその間、光満と結構話していたので、そこまで苦にはならなかったけど、
後にスケジュールが決まっている人はお気をつけて!

一個で2食分くらいある
私は1日かけてこれを食べました笑

私たちも時間がとにかくなかったので、
結局ベーグルはMoMAに行く道中、歩きながら食べました笑
お店では自分の番が回ってくると、

①ベーグルの種類
②クリームチーズ
③サンドする中身

大まかにはこの3つを聞かれます。
私の場合は、
①Everything (というパンの種類)
②ノーマルクリームチーズ
③ローストビーフ、オニオン、レタス、アボカド
のベーグルを作ってもらいました!

店員さんと会話して作ってもらうので、
少し英会話の難易度は高めかもしれないです。

間違えてトマトを入れられそうになったので、
光満がすかさず「彼女はトマトいらないよ!」と英語で店員さんに言ってくれました、感謝🥲
(アメリカではオーダーを間違えたり、商品の入れ忘れだったり、要望を忘れられたりというのは日常茶飯事なので、自分で主張をすることが大事!)

入れるもので金額は変わるけど、私ので$14くらいでした。日本円で2300円くらい?
(2食分だと考えたら、妥当かなぁ)
ニューヨークのベーグル文化はすっごく面白いし楽しいので、「日本でも増えれば良いのにな」と光満と話していたのですが、日本は美味しいパンが他にもたくさんあるので、その土地ならではで楽しむのも良いのかもしれないと勉強になりました。


近代美術は難しい?MoMAへ

とにかくこの日は時間がタイトだったので、
光満とベーグルを買い、その足でMoMAへ。
MoMAではニューヨークヤンキースの、MoMAデザインのキャップを買おうと決めていたので、先にお土産屋さんへ行き、光満とそこで一旦別行動。(今にして考えると時間がタイトすぎた)

MoMAにも絶対行きたいと思っていたので頑張って駆け足で鑑賞!今度はもう少し時間をかけて見たい…!

近代美術は本当に難しくて、
これをどう捉えるべきなのか、色々と考えているうちにどんどん時間が過ぎてしまいました。

有名なぬいぐるみの集合

個人的にはダリとゴッホが見られたので、満足ではありますが、モネを見られなかったので、いつかリベンジするぞの気持ち!
そして想像よりもMoMAは全然広かったです。
これも丁寧に見るなら1日がかりかなぁといういう印象。
(主要な作品は5階にあるらしいので、5階から見て回るのがおすすめだとか…私は知らなかった)

メトロポリタン美術館はクラシックな美しい美術館でしたが、MoMAはさすが近代的モダンな建物の美術館でした。(ちょっと構造が難しいので、おそらく地図をもらった方が良い)

MoMAもメトロポリタン美術館同様、
有名な作品の近くでは人が多いですが、
比較的ストレスなく鑑賞できます。

星月夜 - ゴッホ
アヴィニョンの娘たち - ピカソ
教科書で見たことあるやつだ〜と思った
ダンス(Ⅰ) - マティス
これも教科書で見たやつだ〜と思った
The Kiss - クリムト
キャンベルのスープ缶 - ウォーホル
記憶の固執 - ダリ

アメリカを代表するアンディウォーホルの作品ももっともっと見たかった!
次ニューヨークに来るなら、MoMAで1日時間を取れるようにしたいなぁと思うくらい、たくさん作品数がありました。
マンハッタンの中心部にあるので、色々とアクセスしやすいのも魅力。

次の予定があったので、後ろ髪をひかれながら光満との集合場所へ向かいました。

この作品なんだか好きだった


ニューヨーク最後の夜

この日は光満とブロードウェイでミュージカルを見る約束をしていて、これのためにニューヨークに来たと言っても過言ではない…!
Wickedを見に行きました!
(その感想はまた後日あげることとします)

ブロードウェイミュージカルは大体休憩を入れると3時間程度あるので、終演後外はもう真っ暗に。
キャリーバックを取りに行き(とにかくニューヨークの地下鉄にはエレベーターがないので、光満が「私ジム行ってるから」という謎の理由で、キャリーを持ってくれた…ありがたや泣)、今度はアリちゃんの滞在先に行かせて頂くために、グランドセントラルへ。
(思えば、光満と合流する前もキャリーバックをごろごろ1人で引いてた時、アメリカの改札でキャリーが通れず苦戦してたら、手伝ってくださったおじさんがいた…本当にありがたかったなぁ。幸あれだなぁ。)

グランドセントラルに来たのが、数日前のはずなのに、もうすぐ帰国することがなんだか不思議な感覚になりました。

夜も雰囲気があって素敵

サポートしてくれた光満とは、ここでお別れ。日本でも会えるけど、少し寂しい気持ちに。
次の日の10:00のフライトで私は帰国するので、また日本で会おうねと約束して、アリちゃんの滞在先へ。
(少ししんみりしたけど、グランドセントラルのコンビニで買ったジンジャエールが約700円したことで目が覚めた)

そこからアリちゃんの滞在先までは、約1時間の鉄道の旅。正直、このニューヨーク旅行は相当突っ走って来たので、疲れもMAXだったけど、楽しいことが多過ぎて、本当に幸せだなぁと噛み締めた1時間の旅でした。

さてクライマックスは、アリちゃんの滞在先にて。夜遅かったにも関わらず、最寄りの駅まで迎えに来てくれたアリちゃん。
私が寒がっていたら、ダウン貸してくれた笑
キャリーが重いだろうにここでも持ってくれて(優しすぎるである…)、坂道を登って行った私たち。

お家に着くと、お風呂を使わせてくれて、眠れるように準備してくれていました。
そして、10:00のフライトということは3:00には起きなきゃだったのだけど、アリちゃんも一緒に4:00頃起きてくれて(ありがとうね😭)、お家の前まで車を呼んでくれて、、、ここまで書いていてもちょっとお世話になりすぎている…。

短い時間だったけど、最後アリちゃんの滞在先で少し過ごせたのは本当に嬉しかったなぁ。
日本から持っていった味噌汁とかご飯、お菓子などをお土産で渡したら、すっごく喜んでくれたアリちゃん。
そんなに喜んでくれるなら、もっと日本から色々持っていけば良かったな。

(例に漏れず、光満とアリちゃんと写真を撮っていない私。今思えば撮っておけばよかった)


空港でトラブル!?ドタバタ帰国

帰国当日、3時間前の7:00にはJFK国際空港につくように3:00頃起きて出発。
前日までの疲れがあったので、めちゃくちゃ寝ました。(アリちゃんありがとう!)

さて、ここから何もなく帰国したと言いたいところなのですが、実はここからが肝心なところ。
(今考えてもちょっと心臓が…)

予定時刻の7:00頃にJFKに着くところまでは着くところまでは完璧だったのですが、
そこからチェックインまでで大問題発生

アメリカン航空で帰るため、チェックインカウンターに行ったところ、並んでいる列を発見💡
3時間前で到着が早かったせいか、グランドスタッフの方が見当たらず聞こうにも聞けない状況だったので、これに並べば良いんだねと、何も疑わずにその列に並んだことが間違いでした。

この時はのんきにツリーの写真なんて撮っていた


チェックインに時間がある程度かかるかもしれないという予想をしていたのもその列を疑わなかった理由になってしまい、そこから1時間近く並んでも一向に列が動く気配がなく…。
ここでおかしいと気が付けば良かったのですが、人間の先入観は恐ろしいことに、なんせ海外初心者のため、何がおかしくて何がおかしくないのかがわからない

右側には別のレーンもあって、
そちらはなぜかスイスイ進んでいく…。
(本当は私が並ぶのはこっちのレーン)

ビジネスとか、ファーストクラスの人用のレーンなのだろうか…とか推測し、待っていましたが、しかし待てどくらせど進んでいかない、なんなら窓口にスタッフさんがこちらのレーンの対応にも来ない…。1時間半ほど経ち始めたところで、不安になり始める私(遅い)

光満とアリちゃんに、チェックインがまだ出来ていないというと、光満に「前後の人にどこ行きの何時の便か聞いてみて」と言われ、
後ろの男性に「何時のどこ行きの便?」と聞いたところ、
午後7時のリオデジャネイロ」と言われ、
「(え?夜の7時なのにもう並んでるの?そんなことある?)」と疑問が…。
(そこで気がついてくれ…汗)
その後、その男性が何か仰ってくれていたのですが、訛りがきつくて聞き取れず…。

だんだん焦ってくる私、このまま飛行機に乗れなかったらどうしよう…という不安。
そこからようやく忙しそうで聞けなかった、前のご夫婦にも聞いてみようと決意。
「何時のどこ行きのフライトですか?私日本に行きたいんだけど、ボーディングまであと30分なの」と言うと、
「私たち昨日の夜7時のフライトのキャンセルの振替の為に並んでるの。昨日リオデジャネイロに飛ばなかったのよ」と丁寧に教えてくえて、その瞬間顔面蒼白。
「たぶんあなたが並ぶのは、ここじゃないと思うわ」とまで親切に教えてくださった。
(おそらく後ろの男性が言っていたのも、このことだったんだろうなぁと今ならわかる。せっかく教えてくれてたのに、聞き取れず申し訳ない…)

旦那さんの方が「あちらのレーンに並んでみて、それで違うって言われたら、ここに戻って来たら良いよ。そしたら入れてあげるからね」と仰ってくださり、感謝を伝えて、ずっとスイスイ動いていたレーンの方に行くと、列入る前にスタッフさんがいた…!
うわ〜ん、なぜ私が到着した時居てくださらなかったんだ…!と気持ちになりつつも文句は言えまい、私がもっと早く確認すれば良かったのだ!
そのまま「このレーンで大丈夫」と言われる私。

ここからは時間との戦い。
ありがたいことに私の前には3組しか待っていなかったので、なんとか飛行機に乗せてくれ〜!と祈る気持ち。

アプリでチェックインは済ませてあったので、
カウンターに行くとものの5分程度でチェックイン手続きは完了。
そこから保安検査場にも行かなければと焦る私。
先程お世話になったご夫婦に「日本帰れます。あなたたちのおかげ、本当にありがとう!本当にありがとう!」と伝えたら、
「良かった!気をつけてね〜!」と奥さん。
「良い旅を〜!」とハンズアップで喜んでくれた旦那さん👍
(電話で話していたのがフランス語ぽかった。フランスのご夫婦に感謝)

そのチェックインが終わった時点で、ボーディングの18分前。ダッシュで保安検査場に行きますが、そこも長蛇の列(当たり前なのだが…)

そこでも光満が保安検査場の人に「あと18分でボーディングと言ったら、優先してもらえるかもだから言ってみて!」と励ましてもらい、
(朝早くからアリちゃんも光満もありがとね…)

保安検査場の人に勇気を出して、
私ボーディングまであと約10分なのですが、急いでいるんだけど」と言ったが、「(うんうん)」と頷くだけ。
「これはここに並ばないといけないって意味かぁ」と思って諦めていると、何やら列の横でスタッフさんたちが忙しそうに準備をしている。

眺めていたら、なんとレーンを2つ新しく開けてくれました!
さっきの頷きは、今から開けるよ〜って意味だったのか…!ともう半分泣きそうになりながら、感謝の思いが溢れてくる私。
一緒に並んでいた女性の方が「急いでるなら先どうぞ」と1番に手荷物検査をさせてくださって、手荷物検査を終えて、無事ボーディングの5分前にゲートへ。

正直間に合ったのは、ほぼ奇跡。
朝早くから光満とアリちゃんがサポートしてくれて、リオデジャネイロ行きに並んでいた、後ろの男性と前のご夫婦、保安検査場のスタッフの方や一緒に並んでいた女性の方に助けて頂き、無事JFK国際空港発、羽田空港行きに搭乗できました…!

帰りの便のご飯の写真はちゃっかり撮っている。
羽田行きの帰りの飛行機は、隣の席がいなかったので、かなり快適に帰れました。

それまでの5日間ニューヨークを駆け回った疲れもあったのか、帰りのフライトは着陸までほぼ爆睡。(ご飯は食べたけど)

ドタバタニューヨーク旅もこうして幕を閉じました。最後まで気を抜かず家に帰るまでが旅!が身に染みた経験。

でも総じて、やっぱりニューヨークに行ったことは本当に良かったし、決意した自分を褒めてやりたい気分です。
そしてサポートしてくれた、光満とアリちゃんにはこの恩は忘れないよ!と言う気持ち。
海外に行きたいけど、行けないなぁと思っている人が少しでも励まされたら嬉しいです。
だって私全く英語が話せないけど、
生きて無事日本に帰ってくることができました!
(もちろん多大なるサポートはありましたが…)

だからもしニューヨーク行きたいなって人がいたら、相談してください。
何かしらお手伝いはできるかもしれません!

ここまで見守ってくだだった皆様、本当にありがとうございました!

次回はニューヨークで見たミュージカルを特集して書こうと思います!是非!
それではまたね〜!

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