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正しさよりも楽しさを

金曜の夜に混むファミレスのような場所に行くと、自分を見つめ直す機会となる。


店内を見渡せば、いろんな人がいる。

キャッキャとはしゃぐ学生、

子どもがいる家族連れ、

あまり話さない男性同士の客。

そして、その中で一人思い詰めた顔をする私。


頭の中で、私はたくさんのことが頭に浮かぶ。

昔の思い出や、ありもしない未来。

・・・基本的に明るい想像が出てこない。


しかし周りを見渡せば、実に楽しそう。

たくさんの笑い声が店内に響いている。

どこもかしこも、話が弾んでいる。


なぜ私は一人、この中で思い詰めているのだろうか。

思えば、会ったことのない人からも、今の職場の人からも、良くしていただいているのに。


ファミレスでおしゃべりする人には、誰も私の頭の中のことはわからない。

暗い幼稚な想像は、楽しそうな笑い声の中に溶けて消えていく。


人々が楽しんで今を過ごすように、私もまた、自分の好きなことをやってもいいんじゃないか。

詠みたい本を詠んで、たまにピアノを弾いて、何にも縛られないで、やりたいことをやってみる。

正しさでもなく、正解でもなく、ただ自分の心の赴くままに動く。


誰かの許可はいらない。

どんな結果になるかなんてわからない。

でも私たちの神は、すべてのことをともに働かせて益としてくださることを知っているから。


だから、間違ってもいいんだ。

未来を神様の手にゆだねて、今を選ぼう。

この、楽しい瞬間を。



 人の心には多くの思いがある。
 しかし、しゅの計画こそが実現する。

聖書 箴言19章21節



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