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HSPの向き合い方①
私がHSPという言葉を知ったのは、本屋で偶然見つけた1冊の本からでした。心理学やメンタルヘルスケアに関する本を探しに行ったわけではないのですが、本屋をぐるぐる徘徊(怪しいw)していた時にふと目が合いました(えっ?表現、あってる?)。
アルファベットで表記する症状って色々ありますよね。最初、そういう一種なのかと思ったのですが、なぜか惹かれて少し試し読み(別名、立ち読み)しました。
すると、その本には冒頭で少しHSPのことを説明してあり、その後チェックシートのようなものがありました。
チェックシートを進めていくと、
「あれ?私ってHSPじゃないのかな?」
ってなったんです。その本を購入して、自宅でじっくり読み進めると、納得することが多く、結論から言うと、実は私もHSPなんだということが分かりました。
なので、あなたがもし「私ってどうしてこんなにしんどいんだろう?」と思っていたなら、その気持ちを少しでもラクにしたいと願っているので、最後までお読みいただきたいと思います。
自分の状態に理由がつくことで、それだけでなんとなく安心できると私自身が思ったので、一緒に安心しましょう。
HSPの特徴のおさらい
ここでは、前回までの記事のおさらいを超簡単にまとめます。それを踏まえて、HSPとの向き合い方をご提案できたらと思っています。
詳しくおさらいしたいなら、【HSPって何?①~④】をお読みくださいね。では、超簡単まとめ、行きます!
こちらでまとめてお読みいただけます。
【HSPの特徴】
・些細な変化に敏感
・考え方が相手軸
・無理をしがち(無意識なので始末が悪い)
・ネガティブになりがちで自分を追い込みやすい
・直感が鋭い(相手が考えていることがなんとなく分かるなど)
・直感だけでなく五感も鋭い(ちなみに五感とは、触覚・味覚・聴覚・視覚・嗅覚)
・自己肯定感が低い
感性が鋭く、自分なりのこだわりのようなものがある人もいます。上記の「些細な変化に敏感」と被るのですが、例えば、定位置が決まっているものの位置が違うだけですぐに気づき、なんとなく嫌な気持ちになってしまうということも、あるあるです。
「考え方が相手軸」もHSPの人の中で多い特徴だと思います。その結果、しっかりしていると見られがちで、さらに頑張ってしまうくせに、自己肯定感が低いため、「私はまだまだだ」なんて思ってしまうことも、あるあるなんですよね。
あなたに当てはまるものはありましたか?
HSPと向き合うには…
では、そんな特徴があるHSPと、どんなふうに向き合えばいいのでしょうか。
これは、あなた自身がHSPだった場合の向き合い方です。あなた以外の大切な誰かがHSPだった場合、その大切な人に伝えてみてくださいね。
大きく分けて、4つです。もちろん、すべてやるのは難しいと思います。なので、あなたが出来るところから実践してもらえたらと思っています。分かりやすく番号を付けますが、番号通りやることはありませんからね。
ただ、長くなりますので4回に分けてお話しします。今回は①とします。
①自分を知る
HSPってまだまだ浸透していないので、周囲の理解を得られない場合も多いと思います。そのため、心ない言葉に傷つくこともあるでしょう。例えば、
「考えすぎ」
「気にしすぎ」
「神経質」
「面倒くさい人」
「無理しすぎ」
「いつまで気にしてるの?」
「まだ落ち込んでるの?」
など。
自分を知るということは、これらの言葉を言われた時の自分の気持ちをチェックしましょう。
どんな気持ちになったか、そして、これからこの言葉を言われたら、自分の中でどう対処すればいいのかをシミュレーションしてみることで、それまでは言われたことで落ち込んだり不安になっていたものが、落ち着いて対処できるようになります。
なります、なんて書きましたが、実際はそんなに簡単なことではありません。なので、じっくりと対処を考えシミュレーションを繰り返す必要はあります。
言われて落ち込むのではなく、落ち込まなくていい考え方に変換するのです。分かりやすく言うと、「NGワード」を「OKワード」に変える感じ。
この時、「私はHSPだからNGワードを言われて落ち込むのはしょうがない」と思わないことも大切です。
HSPは、病気ではなく特徴、気質です。例えば、血液型で性格が違うように、誰にだってその人の特徴は持っていますよね。それくらいの軽い気持ちで自分と向き合いましょう。
私が私を知るために使ったアイテム
向き合い方は、長くなりますので今回は【向き合い方①】をお話ししました。
今回、「自分を知る」ことについて書きましたが、自分を知るってなかなか難しいですよね。
人にどんな言葉を投げられたら、嬉しいのか、または辛いのかなど、その場の感情ですから、あとから忘れてしまうこともあります。そして同じことが繰り返され、そのたびにそれに敏感に反応してしまう。
これでは、いつまでたっても自分を労わることなんてできません。
なので、私は自分を知るために「日記」を付けています。その日あったことを書くので、その中には正直な感情がたっぷり収められています。
でも、文章を書くとなると、「難しい」と感じるかもしれません。なので、箇条書きでも、ひとことでもいいんです。
出来れば、誰かに言われて嬉しかったフレーズ、辛かったフレーズを書き、それに対する自分の気持ちをセットで書き残しておくと、あとで見返したときに自分にとってのNGワードが分かってくると思います。
そして、時間を作って、NGワードをOKワードに変換してみましょう。
例えば、「考えすぎ」と言われて、落ち込んだとします。
でももし、「そこまで考えられるのってすごいことだよね」って言われたら、あなたは落ち込むでしょうか?
もしそれで落ち込まないならば、次回「考えすぎ」と言われたら、脳内で「そこまで考えれるのってすごいことだよね」と変換しちゃうんです。
これがNGワードをOKワードに変換するということです。ぜひ試してみてくださいね。
また次回、♡心♡の休憩室(⋈◍>◡<◍)。✧♡でお逢いしましょう。
次回は、【HSPの向き合い方②】です。
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