【新型コロナウィルスの最新情報】
皆さん、こんにちは。
院長の石川です。
今回は、コロナウィルスの最前線情報をお届けします。
まず、下記に示す図は英ケンブリッジ大学の研究チームによる2019年12月下旬から2020年3月上旬までに検出された新型コロナ患者160人分の遺伝子配列(ゲノム)を解析して時系列にまとめたものです。
中国に紫の小さな丸があるのが昨年の12月のもの。
ゲノムが変わると色が変わるように記してあるとのこと。
紫が最初の中国ゲノム→ヨーロッパに伝播すると黄緑→米国に伝播すると赤に変異。
このように、ゲノムは3パターンにわかれていたようだ。
もともと中国のコウモリから検出されたウィルスが、
①遺伝子が変異したさいしの新型コロナウィルス(中国武漢市を中心とした国内や隣国)
②さらにゲノムが変異した2つ目の新型コロナウィルス(ヨーロッパに広がる)
③今爆発的に感染者が広がっている米国、でありヨーロッパで広がっているウィルスは香港以外中国本土でも確認されてないらしい。
つまり、ウィルスは人との感染を介してどんどん型を変異を繰り返しているらしい。
最初のウィルスは病原性はさほど高くなく(日本がこれ)、ヨーロッパ→アメリカと移るにつれ悪性度が高くなっている。
そもそも、ウィルスは環境に適応しようとどんどん変異を繰り返すので、ワクチンを作ってもウィルスは耐性を持ってしまうので使わない方がいいのです。
当院では、毎年インフルエンザワクチンをオススメしないのもこのためです。
やはり、自己免疫を高めるしかないのですよ。