フードバンク活動で気をつけたいこと
少し前のおはなしです。
某大手ネットオークションに、とある食品が出品されていました。
おいしそうなパッケージの食品でした。
説明によると、業者倒産品で、安く出品されているという話でした。
私は、自分で食べたい気持ちもあったけれども、応援しているフードバンクに寄付ができたらいいなあ、という思いで眺めていました。
かなり本気で検討したのですが、家族に相談したら、買ってまで寄付するのは止めたほうがいい、と言われました。
諦めきれず、Amazonのサイトで、同じ商品を探しました。商品レビューを読みました。
そこで、評判が散々であることを知りました。
壮絶に不味い、というよりは、何か混ぜ物でもしているのではないか、というような話でした。
製造物の責任者の名前はパッケージにあります。
けれども、連絡は取れないでしょう。倒産していて、行方不明になっていると思われます。何か健康被害のようなことが起こっても、責任追及は至難の技です。
こうした詐欺と思われる商品に出くわし、私は、つくづく早まって寄付しないで良かったと思いました。
もちろん、フードバンクは応援しているので、別の方法で応援を続けています。
フードバンクで気をつけておきたいことは、「自分の知らない味のものをむやみに人に渡さない」ということです。
もちろん、先方からの個別リクエストがあれば、応えてよいかと思います。
フードバンク活動は、善意のボランティアであるので、食品の管理について厳格化してしまうと、現場が萎縮してしまうかな、とは思います。
ただ、その中でも、出来るだけの手を尽くして、利用する人に、安全安心な食品がわたりますよう、皆が、ごはんをお腹いっぱい食べられますよう、願ってやみません。
チャリーン♪ しあわせに、なーあれ(о´∀`о)