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2024年5月報告書【大槌地域おこし協力隊】

こんにちは。大槌町地域おこし協力隊のあかりです。
5月になって、大槌町の山には新緑が目立つようになりました。
この時期は晴れが多く良い天候ですが、乾燥がひどく、保湿クリームが手放せません。
ドライフラワーやハーブの乾燥があっという間に終わります。
今月は視察受入や体験学習のお手伝いを多くさせていただきました。

じびきあみ+木工体験

設営したターフ

5月5日
大槌町観光協会主催のじびきあみ+木工体験が吉里吉里で行われました。
参加者は親子で吉里吉里の美しい海を見ながら体験を楽しまれていました。
私は会場設営と昼食の準備を担当しました。

サーモンの竜田揚げ


昼食は大槌のあんかけうどん「すっぷぐ」と大槌サーモンの竜田揚げです。
まちのコンビニ、ファミリーショップ八幡さんと一緒にふるまいました。
木工では木から切りだした木片を削ったり絵をかいたりして、皆さん思い思いの作品を作られました。

企業研修受け入れ

決断のワークショップ

5月7日~5月8日
おらが大槌夢広場主催で、東京からいらした企業の研修が行われました。
研修では旧大槌町役場から大槌町文化交流センターおしゃっち、城山まで歩き、震災当時ここであったことをお話ししました。
そのあとおしゃっちで震災でご家族を亡くされた方の話を聞き、自分が市長になったつもりで津波で残った旧大槌町役場の建物を保存するか解体するかを決断する「決断のワークショップ」が行われました。
保存か、解体か、どちらの選択にも説明と責任が求められる。研修者の真剣なまなざしが印象的でした。

チャリクエ

おばちゃんくらぶ

5月17日
大槌町内を自転車で探索し、大槌町の魅力を発見する「チャリクエ」が行われました。
おしゃっち近くのケーキ屋「エルマーノ」、珍しいイトヨの生息地源水川、地域のおばちゃんたちの手芸クラブ「おばちゃんくらぶ」、伝統芸能かがり火の舞が行われる小鎚神社、地域のコンビニ「ファミリーショップやはた」などを巡りました。
チャリクエは大槌町観光交流協会主催で、大槌駅からスタートし、一日遊べる体験プログラムです。食事の割引券や各所の体験無料券などがついてくるお得なプログラムなので、大槌へ訪れる予定のある方におすすめです。

中学校修学旅行生受け入れ

城山から大槌を一望

5月28日
鎌倉市立第一中学校修学旅行生の受け入れを行いました。
私は会場設営と資料配布の手伝いをしました。
旧大槌町役場からスタートし、城山体育館で「決断のワークショップ」を行いました。
震災後、津波の被害を抑えるための防潮堤は従来通りの高さで再建か、およそ2倍の高さあるスーパー防潮堤を建てるか、という問いにほとんどの班で意見が分かれました。
答えのない問ですが、皆真剣に取り組んでくれたと思います。

おわりに

どこかわかる?

今月も活動おつかれさまでした。
5月はほとんど雨が降らず乾燥が続いていましたが、中旬に一度だけ雨の日があり、その時の夕焼けがたいへん美しかったので写真に収めました。
町内の人はよく知る場所かも…?
こんな町の美しい瞬間を活動報告で月に一度はお見せできるようにしたいですね。
またお会いしましょう。

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