【ちおこジビエ】2023年9月の活動報告
こんにちは。大槌町地域おこし協力隊ジビエチームのあかりです。
全国では9月でも暑い暑いと声が聞こえる中、大槌では夏が終わり、エアコンが不要なほど涼しい日が増えました。
8月が終わった途端、いさぎよく秋がやってきてくれるのは大変助かりますね。
MOMIJI商品発送準備
午前中はMOMIJI商品の発送作業を行いました。
今月は10月からのふるさと納税仕様変更に伴うかけこみ需要で返礼品の発送と、レストランへの卸売が多くありました。
特に卸売の納品日は厳守です。送らなければならない荷物が発送されたか最後までしっかり確認します。
また、同時に梱包中に商品を目視で確認し、不具合がないかチェックしています。
地域別勉強会(気仙地区)
9月8日、岩手県内各地でジビエ事業化を促す地域別ジビエ勉強会が気仙で行われました。
気仙地域では年間1000頭のシカが捕獲されていますが、農業被害が原因で農業をやめてしまった農家も多いとのことで、鳥獣被害対策に力を入れています。
年間1000頭という捕獲頭数の多さから肉や革を利活用するには十分ですが、誰が動かすか、どうやって販売するかが難しいところ。
今回、地元ハンターや飲食店経営者と話す場を設けたことで、アイデアや課題がたくさん出てきました。
今後も捕獲された野生鳥獣を「まちの財産」に変える取り組みを広め、支援していきます。
クマホカクン監視記録
ドラム缶型の熊わなと暗視カメラを使って捕獲するわなでの出没記録を行いました。
動物が通るとカメラが作動し、わなに入った場合は遠隔でわなの戸を閉めて捕獲することができます。
秋になりましたが大槌町内ではクマの出没情報が相次いでいます。人が頻繁に通る場所でも、深夜カメラに大きな影が写っている…ということもあり、まだまだ気が抜けないエリアもあるようです。町民の皆さんが安心できるよう、監視と捕獲活動を続けていきます。ご協力のほどよろしくお願いします。
ジャパンツーリズムアワード入賞!
以前「大槌ジビエツーリズム」で応募したジャパンツーリズムアワード2023で審査員特別賞を受賞しました!!!
ハンターとしての知見を観光資源化し、SDGs 教育やガストロノミー体験等多方面で効果を発揮している点を評価したとコメントをいただいております。
大槌ジビエツーリズムは「害獣」を「まちの財産」に変える大槌ジビエソーシャルプロジェクトの取り組みの一つとして県内・県外からの関係交流人口を拡大させています。
現役のハンターと獲物を見つけて獲って食べるまで、命の営みを体感することができるここでしかできないツアーです。
来年度はより開催回数を増やしてまいりますので、ぜひご参加ください。
【暮らし】釜石・大槌ハンターの射撃大会
9月10日に釜石大槌猟友会の射撃教習(射撃大会)に参加しました。1ラウンド25回クレーが飛ばされ、これを二回行います。クレー1枚当たり2発まで射撃することができます。しかし、自分は体幹が足りず、1枚に1発撃つのが精いっぱい。1枚一発に集中して撃つスタイルで頑張りました。前回の6月の射撃大会ではほとんど当てることができませんでしたが、その後、射撃場のベテランに学んで射撃姿勢から練習し、今回の大会では命中率が大幅に上がりました。練習の成果を見せることができ、とても満足しています。教えていただいた先生に感謝を送りたいと思います。