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2024年6月報告書【大槌地域おこし協力隊】

こんにちは。大槌町地域おこし協力隊のあかりです。
4月からおらが大槌夢広場所属でツアーや研修等のお手伝いをしています。
6月は研修受け入れ、児童の課外授業等、受け入れが本格的に多くなりました。また、町内イベントも多く参加しました。

サーモン祭り

6月9日
大槌サーモン祭りが開催され、お手伝いをしました。
私はサーモンの掴み取りエリアで、参加者が捕まえたサーモンの撲殺を担当しました。今回は大槌鮭と桃畑サーモンエリアに分かれ、子供から大人まで両方からたくさん掴んでもらいました。
昼頃には大槌町長もサーモン掴み取りに参加し、盛り上がりました。
私は2年前にも撲殺係で参加しており、今回ボランティアのお声がけをいただき嬉しかったです。

ITASS研修生受け入れ

6月17日、6月18日
アジアを中心とした海外からの研修生が大槌町を訪れ、津波避難訓練や決断のワークショップを行いました。
安渡公民館での決断のワークショップでは、震災後の、現公民館のある土地を利用して住宅を建てるか、地域の交流センターを建てるかをグループで話し合って決断してもらいました。
今回のワークショップではその地に根付いた地域コミュニティや、住む人のアイデンティティに注目した決断が印象的でした。

二日目は、津波が起こった際の映像と一緒に当時の体験を聞き、津波とはどういうものか、また津波発生時の避難方法を学びました。
地震発生後を想定し、制限時間内に必要な物資を手に掴んで、高台へ実際に逃げる訓練も行われました。
避難の途中に足を負傷した人物がおり、車いすを探して救助するのか、自分の命を優先するのかの決断を迫られる場面もありました。
車いすで救助したはいいものの、非難道に階段があって、そこから車いすが登れなくなってしまったグループもおり、非難道の選択、冷静な判断が必要になることがわかりました。

今回の研修は全て英語で行われており、お手伝いも英語で対応でしたので、自分の英語力のなさに驚かされました…勉強しなおしたい。

かがり火

6月に開催された郷土芸能かがり火の舞の受付手伝いをしました。
のぼりや机いすの会場設営、来場者の案内を行いました。
町民だけでなく町外、県外から見に来られる方もいらっしゃるようで、今後の大槌町観光の魅力のひとつになればいいですね。

けやき教室

不登校児童のためのもう一つの教室、けやき教室で学習指導をしました。
6月は吉里吉里国とコラボして木工教室、ピザ焼き体験を設けました。
ピザ焼き体験では生地を平たく伸ばしてこねたり、野菜を切って好きなトッピングを乗せたり、普段食べない食材を味見して挑戦してくれました。

おわりに

6月は梅雨のイメージですが今年は雨が少なく、ひょうたん島(蓬莱島)も青空で綺麗に見えました。
大槌町は「やませ」が吹いて涼しい日は過ごしやすいのですが、やませがない日はやっぱり暑い!
初旬は涼しかったのに、下旬にはついに暑くなってきました。
年々暑くなってきていますから、これからの暑さにはお気を付けください。

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