恵方巻

江戸から明治にかけて

裕福な大阪商人が

花街で遊んでいて

お金がありすぎたので

(昔の大阪では

銭は汚く稼いで綺麗に使う)

という言葉があった

位ですから

そりゃ派手にお金を

使ったのでしょうね


お金を使いたい商人達が

愉快に楽しく遊びたい

という気持ちと

花街の経営者の

儲けたいという思惑とが

ピッタリはまって

今でいうホストの

フルーツ盛りや

高級シャンパンのように

景気づけと盛り上がりに

欠かせないものとして

節分に大きな太巻きを

「太巻きすし」

「丸かぶりすし」と言い

その年の歳徳神さまの

いらっしゃる方角へ向いて

セ~ので一斉に

大きな口を開けて

その年の商売繁盛を

願ったというのです


ちなみに今言われている

「恵方巻」

と呼ばれる様になったのは

1989年に

セブンイレブンが商戦として

節分に大阪の風習をまね

太巻きを売るために

「恵方巻」とした名前です


見事にハマって

飛ぶように売れ

他のコンビニも続々と

まねて売り出し

今では

全国的な行事のように

なりましたね


「その昔、お正月の神社への

初参りはその年の歳徳神の

方位へお参りしていました


歳神様は明けの方とか

とくとくしん、とんどさん

等と呼ばれて親しまれ

信仰心の篤い昔の人は

神様をお迎えするため

門松を祀り

どうぞお入り下さいと

その年をお祝いしたのですね

今年の恵方は南南東です

めいっぱい

大きな口を開け

早くコロナが収まるよう

お願いしょうと

思ってます

太巻きは沢山の具が入り

美味しいですから

大好きです


昔から日本は

丑の日のウナギや

バレンタインのチョコレート

クリスマスのケンタッキーや

クリスマスケーキなどなど

記念日としての

商戦に躍らせられて

いるようですが

何でもお祝い事は

楽しいですからね

国民みんなが

大盛り上がりして来たのです


今と違って

私が子供のころには

クリスマス会なども

盛んにやっていて

(うらやましかったなあ)

11月ともなると

クリスマスソングが

何処でもうるさい位に

鳴り響いていて

ヘベレケに酔っぱらった

オジサンたちが

大きな声で騒いで

歩き回っていたりしました


賑やかすぎましたね

ケーキやチキンの

売り子さん達も

声がかれるほどの大声で

ガンガンと

売りまくっていました


今年は124年ぶりに

2月2日が節分になりますから

(地球が太陽の周りを365日と

2422時間で一周するため

長い間にずれが出るので

調節しているから)

もうすぐに節分ですね


今年はお正月らしさも

味わえず

年末年始に旅行にも行けず

寂しい限りでしたが

節分は賑やかに

「鬼は外、福は内」

と家族で大きく窓を

開け放し

声を限りに叫び

年神様に一年の

健康と商売繁盛?

を祈りたいものですね


早く日常が

戻ることを心から

祈りつつ










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