見出し画像

【命の授業】に支援して下さった皆様へ

この度、2年前に支援を募った、クラウドファンディングのセカンドゴールである、第2回『命の授業』を終えました。

また、長野市内のギャラリー豆蔵さんにてトークイライブも終え、同ギャラリーにて、カチク写真展ーFACEを開催しました。
私の妊娠出産や、学校の都合も重なり、開催が遅くなってしまいましたが、ここにご報告いたします。
改めて、ご支援いただいた皆様、ありがとうございました。

▼関連記事

第2回【命の授業】

第2回の『命の授業』では、1回目の反省点を踏まえ、更に内容をパワーアップさせて挑みました。
私が1人の人間として、妊娠出産を経験したこともあり、家畜動物だけではなく、人の命に関しても触れた2時間でした。

感想としては、生徒さんと対話をしながら進められた授業となり、手応えを感じながら、楽しんで話をすることが出来ました。
生徒たちは、和気藹々の空気がありながらも、命というテーマに対して、しっかりと受け取ってくれたように感じています。

皆んなに受けてほしい。

この言葉は、『命の授業』を受けた後、1人の女子生徒から貰った感想です。
全てが、この一言に詰まっていると感じました。

これからも続けて欲しい。
1クラスだけじゃなく、学年全員が受けるべきだと思う。

今回は、このような感想を数多く生徒さんからいただきました。
先生からでも、周りの方からでもなく、生徒さんに言って貰えたことで、授業が私のエゴではなく、継続を後押しして貰ったように感じています。

畜産には、あまり触れたことのない生徒たちでしたが、授業後には「牧場に連れて行って欲しい」と先生に言うほど、興味を持ってくれました。

また、先生からのフィードバックでは「これ以上ない最高の授業になりました!」というお言葉もいただき、今回も開催して良かったと心から思っています。

生徒の感想

生徒たちから貰った授業の感想を、一部ご紹介します。

お話を聞かせていただき、ありがとうございました。
改めて命のことを考えることができました。
普段の生活で食べている牛乳やお肉は、家畜の動物たちの命をいただいているという意識が強くなったと思います。
当たり前と思っていることは、すごく有難いと思えることは大事なことなんだなと思いました。あまり家畜の動物と関わる機会がないので、話を聞いていて、とても面白かったです。

生徒感想①

自分は生きていることに、あまり特別を感じてはいませんでした。
自分が生きているのは、色々な命をつかって生きているので、たとえ何があっても頑張っていきたいと感じました。
これからは肉や魚などの命が宿っていた食品を食べるときは、心の中でも「いただきます」をしっかりと心を込めて食べたいと実感しました。
親に感謝していきたいと思いました。

生徒感想②

今日のお話を聞いて、改めて生きていることの有り難みや、動植物の命をもらうこと、生産者さんへの感謝の気持ちをより強く感じました。
前にニワトリの卵の収穫や、産むところを見るという体験をしたことがあったのですが、その時の感動を思い出しました。
子牛の安楽死のお話から、今お肉を食べれていること、普段、直接、牛さん達にありがとうを伝えられない分、心の中でより強く感謝して「いただきますを世界共通語に」を心に留めながら、ご飯をいただきたいなと思いました。
あかりさんの「正解のない問い」という言葉にとても衝撃を受けました。自分のことで悩んでいたこと、好き嫌いのある自分への反省など、様々なことを後押ししてもらったような気がして嬉しかったです。
今日は本当にありがとうございました!!あかりさんの行動力を見習いたいと思いました。
『当たり前は、有り難し』

生徒感想③

高校では農業科はあるけど畜産はなく、直接、命に関わることが出来ないので、命の授業を受けられて、貴重な機会となりました!
実際に体験をしたタキミさんの命に対する想いや考えは、他では聞くことの出来ないお話でした。私たちの命は、様々な動植物の命のうえに成り立っているので「いただきます」という言葉を改めて再認識し、食に携わる全ての人々、命に感謝して言いたいと思います!!
牛とか豚とか羊とかの写真、めっちゃ可愛かったです^ ^

生徒感想④

カチク写真展&トークライブ

カチク写真展ーFACEー 10/31まで開催中

写真展では、カチク写真展ーFACEと題して、家畜動物の顔にフォーカスを当てた展示をしました。

小さな甘酒屋さんの2階のギャラリーで、ひっそりと開催しておりますが、私としては、これまでで1番自分らしさが出ている写真展になったのではないかと思っています。

またトークライブでは、予期せぬ再会を果たすことができました。
なんと、2年前に授業を受けた卒業生が、足を運んで来てくれたのです。

いつか写真展に行きたかった。
告知を見て、絶対に行こうと思った。

そんな言葉を貰い、私が思っている以上に『命の授業』は生徒たちの心に残っているんだと感じることが出来ました。
予期せぬ再会に加え、彼女たちの人生の一部に少しでも関われたと思うと、嬉しさでいっぱいになりました。

参加者の方からも「いつか絶対に世界に行けるよ!!」と心強いお言葉もいただくことができ、温かみのある一夜になりました。

今後とお礼

第2回『命の授業』ならびに、写真展&トークライブは、私にとっても貴重な機会となり、今後の糧にもなりました。
きっかけを作ってくださった平栗先生を始め、支援や応援をして下さった皆さま、足を運んでくださった方々、本当にありがとうございました。

第3回『命の授業』に関しましては、12月6日に北海道の中学校にて開催を予定しています。
それ以降の開催時期は未定ですが、募集は随時しています。

今後は、基本的に学校からの予算で授業を開催することを考えていますが、もしかすると、前回のクラウドファンディング同様、学校でまかなうことが出来ずに、皆様に応援いただくこともあるかもしれません。
その時は、どうか助けていただけると幸いです。

引き続き、皆さんの応援をどうぞよろしくお願い致します。

家畜写真家Artistタキミアカリ


『命の授業』開催を検討中の皆さまへ
まずは、記事を最後までご覧いただき、そして授業開催をご検討いただき、有難うございます。
『命の授業』では、私の体験談をもとに、先生の想いや、対象の生徒さんに寄り添って、内容をその都度アップデートしています。そのため、ご依頼いただく方の熱意や想いは欠かせないものとなり、授業を私に一任するのではなく、共に授業を作る気持ちで、同じ方向を向いてくれる方と、ご一緒したく考えています。
授業の準備にある程度の時間がかかるうえ、現在、私が0歳児の母親であることもあり、あまり多くのご依頼を受けることはできません。
ご依頼の際は、どうぞ皆さまの熱い想いをのせて、メッセージをいただけると幸いです。よろしくお願い致します。
※ご依頼は、InstagramのDM、またはWebsiteにてお待ちしております。

カチク写真展ーFACE
期間:2024年 9月 27日〜10月 31日
   平日 12:00〜17:00
   土日祝 11:00〜17:00
場所:ギャラリー豆蔵
休館日:毎週月、火、水

いいなと思ったら応援しよう!