【あかっぱのブラジル協力隊活動記】Vol.9
こんばんは、あかっぱです(^^♪
今日は訓練所の話。
訓練所では、国や職種がバラバラになるように班がつくられていて、その班の中でそれぞれ、役割を与えられています。
例えば、「班長」「コロナ対策」「自転車管理」「全体日直」などなど。
私はこんなで一応、班長をやらせてもらっていて、その班長ミーティングがお昼にあるんです。
そこには班長とJICAのスタッフの方々がいて、そこでJICAスタッフからの連絡事項を受け取って、その日の夕方の班ミーティングで伝える役目があるんです。
しかーし、それだけだとただの伝達機関。
ここですごいのが、スタッフと班長がある意味、対等に対話ができる点。
例えば、今日なら班長の方から
「食堂には食べ物の持ち込みが禁止とされているが、ご飯をもっと食べるためにふりかけの持ち込みを可にしてほしい」
「喫煙所の使用が2人までだが、それだと入れない人がいるので、せめて3人にしてほしい」
などの意見が出されました。
JICAのスタッフの方でその要望を受け取って、実際、夕方にはふりかけの持ち込みが可になったんです。
今思えば、生徒と先生の関係ではそうした子どもからの要望があっても、上に確認しなきゃいけなかったり、すぐには改善できないことが多かったです。
でも、こうして要望が通ると嬉しいし、言ってよかったな、となるなと。
JICAのスタッフと私たち訓練生の関係は一見すれば「教師」と「生徒」のように上下関係になりやすいけど、そうではなくて、対等な関係を築いてくれているのがありがたいなと思うし、それがあるから「自治」になって、自分たちにとっての勉強になる。
生徒会も同じだなーと思うと、去年の自分の姿を反省しました。
さて、今日は語学2日目。8:45~17時近くまで講座。
新しいことがいっぱいで頭はパンパンだし、夜も宿題や復習でアップアップ。
だけど、「あー、なるほど、だからそうなるのか!」とわかると、嬉しいし、何より「学ぶ」って心が充実する。
内容としては国名や冠詞を学習しました。
ポルトガル語は、男性名詞、女性名詞が分かれていて
例えば、「日本人」という単語も
japones(男性)とjaponesa(女性)に分かれているんです。
日本では同じ「日本人」という言葉で表されるのに、男女で使い分けなければいけないなんて、なんてめんどくさい!!!
さらに複数になると変わって、
japoneses(男性・複数)とjaponesas(女性・複数)になるんです。
さらにややこしい!!!
でも、ここで謎なのが
なんと、仮に男子が一人、女子が9999人だったとしても
japoneses(男性・複数)
を使うそうなんです!
なぜ!???
ていうか、男尊女卑では!???
ジェンダー的はどうなの!???
(実際には自分で男性と思えば、男性名詞を使うそうです)
と、語学を学ぶだけでも、日本との文化の違いを感じて、いい悪いは別として、異文化を知れることはまた楽しいです!
まだまだ世界には知らないことがいっぱいありますね(^^♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
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