見出し画像

インプロセミナー 番外編

こんにちは、あかっぱです(^^♪


今回は、以前受けさせてもらった「インプロセミナー」の番外編としてエピソードトークについて話をさせてもらおうと思います。


以前のインプロセミナーの記事は以下です。


エピソードトーク

皆さんの周りで自分の経験や体験を面白おかしく、または人を惹きつけるような話し方ができる人はいませんか?

「最近こんなことがあってさ~」と始まって、聞いている人を飽きさせない話ができる人。

その最たる例が、さんまさんやすべらならい話に出ていらっしゃるような芸人さんだと思っています。

でも、そんなうまく話ができる人はごく一部。

「正直、自分の話をするのって苦手なんだよな」

そういう人はいませんか?



かくゆう、私はそうです。

人前で自分の話をすると、どんどんと聞いている人が退屈そうにしている、そんなことを幾度となく経験してきました。


でも、思いませんか?



何が違うのか?



そして、



自分も聞いている人を惹きつけるような話がした!


と。

今回はそんな自分の経験を話す「エピソードトーク」のとっておきのコツを伝授したいと思います。

エピソードトークのコツ 構造編

以前のインプロセミナー②の記事でも書いたように

① 想いや感情
② 具体と抽象
③ 緊張と緩和(ギャップ)
④ ストーリー


これはエピソードトークをするうえでも前提となる大事な視点です。

ここでは構造的に、より具体的なエピソードトークの「型」をお伝えします。

それは

① 起承転結
② 5W1H
③ PREP法




「なーんだ、そんなの知ってるよ」


と思われる方も多いのではないでしょうか?



しかし、実は「型」はめちゃくちゃ大事です。


なぜなら「守破離」という言葉があるように

「型」を知って、それを実践し、継続して初め「型」を「破る」ことができ、「型」を外れ(離れ)たときにやっと自分なりの「らしさ」(味)が出てくるからです。

それでは詳細に見ていきましょう。

① 起承転結

これは日本昔話にはじまり、ドラマ・映画でも使われる典型的な「ストーリー」の型ですね。

これは、日本で代表的な昔話である桃太郎をイメージしてもらえたらわかりやすいと思います。


起:桃から桃太郎誕生
承:仲間を集めて鬼ケ島へ
転:鬼との対決
結:鬼を倒してめでたしめでたし


これは、エピソードトークでも同じで


起:なんでその体験が起こったのか。(話のきっかけ・動機)
承:何をしたのか。
転:それでどうなったのか(話の盛り上がり変化)
結:「なるほど」「そういうことか」と思うようなオチ


この中でも特に大事なのが


転と結


です。


逆に、聞いていて飽きるようなエピソードトークには転と結がないものがあると思います。


例えば・・・

・ただの出来事や事実の羅列(話の盛り上がる場面がない)
例)桃から生まれた桃太郎が、村に悪さをする鬼を退治するためにサル・キジ・犬を仲間にして鬼が島に行ったんだ。(終わり)
  👉「え、終わり!???」「それで!???」となりますよね。

・話の結論が見えなず、話が迷走する(結論がない)
例)桃から生まれた桃太郎が、村に悪さをする鬼を退治するためにサル・キジ・犬を仲間にして鬼が島に行ったんだ。そして、やっとの思いで鬼を退治したんだよ!
 👉「で、結局、どうなったの?」

例)桃から生まれた桃太郎がいたんだ。村に悪さをする鬼を退治するためにサル・キジ・犬を仲間にして鬼が島に行ったんだ。あ、ちなみに、桃太郎ってのは日本昔話に出てくるお話の一つで・・・・。そうそう、桃太郎と言えば、僕が子どもの時にはよく母親が読んでくれてさ。うちの母親って・・・・。
 👉「もう桃太郎の話じゃなくなっているじゃないかーい!」

そこで笑ったあなた!

人の雑談を注意深く聞いてみてください。

意外と普段の話の中でこの「転」と「結」が抜けていることがあることが多くあることに気づくと思います。


② 5W1H


これも有名ですね。

when  : いつ
where    : どこで 
who    : だれが
what   : 何を
why    : どうして
How     : どのように

正直、このどれかがなくても話は通ります。

例えば

「私は野球をしました。」

でも、だけだとこれだけだと味気ないですよね、

それに

「それって最近?あなたが少年のときのこと?」
「それってどこでやったの?」
「誰と野球したの?」
「どうして野球をしようと思ったの?」

といった疑問が残ります。

なので5W1Hを意識すること、話がより詳細でわかりやすくなります。

③ PREP法

PREP法も最近、話し方の本でもよく紹介されたりやプレゼンなどでよく使われるかと思います。

具体的には

P:Point(結論)
R:Reason(理由)
E:Exampre(例)
P:Point(結論)

私が伝えたいことは○○です。
なぜなら△△だからです。
具体的には××のようなものがあります。
つまり、○○が大事なんです。

のような話し方です。

これは結論が最初にある分、聞いている人にとっては「そういうことね」とわかりやすく、また、話す方としても「起承転結」であった「結論がわからず、迷走する」ことを防ぐことができます。

しかし、その分、「起承転結」でいうところの「結」が盛り上がらないので、ストーリー性のある話には向いていなくて、どちらかと言うと「説明」や「プレゼン」で効果があります。

まとめ

さて、こうしてみると、実は皆さんも、普段、話をしているときに自然とできていることも多いことに気づかれるのではないでしょうか?

しかし、大事なのはそれを「いつでもできる」こと。

学習には4つの段階があり

① 意識しなくてできない
② 意識してできない
③ 意識してできる
④ 意識しないでできる

エピソードトークが上手な人は④の状態です。

なので、私のような凡人はまずは、「型」を意識して、③の「意識してできる」になることが大事だと思っています。



しかし、

「そうは言っても、構造はわかっているのにいざ、人を目の前にするとうまく話しができないんだよ」

と思ったそこのあなた!

いや、それは、かつての私、あかっぱでございます。


安心してください!

次回、いざエピソードトークをするときに大事な「マインド」について書いていきたいと思います。



最後までお読みいただきありがとうございました。


いいなと思ったら応援しよう!