【あかっぱのブラジル協力隊活動記】Vol.51
こんばんは、あかっぱです(^^♪
今日は、テスト4日前。
そして、ワクチン接種があったので、授業は午前中のみ!
あっという間の3時間の授業の後、ワクチン接種。
今日はもう三度目になる狂犬病と、二度目のB型肝炎のワクチン接種。
こうして毎週毎週ワクチンを接種するのも、だんだん普通に感じている自分がいて、不思議な感覚。
そのあとは班の担当スタッフの方と面談。
この訓練期間中は入所時、中間、修了時、と3回、班の担当スタッフと面談をする機会があるんです。
で、その修了時の最後の面談があったんですが、その面談のあと担当スタッフの玉さんと個別で話をさせてもらったんですね。
これがまたよかった!
もともとうちの班のスタッフの玉さんは、最初の全体に向けたスタッフ紹介の時に「あ、この人面白そう」って思った人で、その人が自分の班の担当になったときに「この人と話したいな」って思ってたんです。
で、入所時にも一回話をさせてもらったんですが、そのときは、もっと深く話を聞きたいんだけど、なんか自分のことばかり話してしまった感じがして。
でも、今日は結構、「自分はこういうことを大事にしているんですけど、玉さんは大事にしているってなんかあるんですか?」みたいな感じで、ぐいぐい聞いてみたんです。
そしたら、玉さんと自分って似ていつつも、大事にしていることが違うことに気づいて。
自分はいろんな人とは話すのが好きなので、初対面から結構フランクに話すことができる人間だなって思っているんです。
玉さんも同じで、人の懐に入るのは得意で、でも、あまり自分のことを開示しないんだそう。
それは、自分の想いは外に出してしまうと、減ってしまう感覚があるからだそうで、この感覚に違いがまた面白い。
そして、玉さんはそれぞれに人とかかわるときに、「この人、自分と違って面白いな」って純粋に思えるそうなんです。
だから、前回も自分の話より、僕の話を聞いていたそうで。
自分って結構人とかかわるうちに
「この人、ここがすごい!自分もそうなりたい!」
とか、ネガティブになると
「自分はこんなとこが足りない」
「自分はあの人よりここが劣っている」
とかって、比べちゃうことが結構あるんです。
玉さんも、すごく人当たりがよくて、フランクに誰でも話せるタイプの人で、いつも「○○さんってここが凄いですよね~」とかって言うんだけど、でも、悲観的になってるイメージなくて。
で、聞いてみたら
「あの人はあの人、私は私。いい意味で諦めてる。」
さらに
「自分は他人にはなれないし、他人には自分のことはわからないから。自分のことをわかっているのは最終的には自分だけ。」
って言っていて。
自分って結構そこが違って、自分はいい意味でも自分に期待していて、「まだまだ自分をよくできる」って思っているし、なんなら無理だけど、「世界中の人と心の底から心で繋がれる友達になりたい」って思っているんだなって玉さんの話を聞きながら思ったんです。
その根底が違うから、玉さんの姿がかっこいいと思うし、同時に自分が何で人と比べたり、周りの人の様子が気になるのかよくわかった。
だから、玉さんと話したいなって思ったんだなってよくわかりました。
どっちがいいってわけじゃないと思うんです。
大事なのって、「自分ってどういう人で、どういう風に振舞ったり、人とかかわるのがいいのか」ってのがわかっていることだと思うんです。
もちろん、それを無意識的にわかっていて、自然とできる人もいるし、誰しも少なからずそうやって日々生活しているとは思うんです。
でも
今回で言えば、113人での共同生活
現地で言えば、全くの異文化での生活
そうしたときに、やっぱり信じられるのって最後は自分で、だから、自分のことを知っていることって大事だなって思うんです。
この訓練は、そういう意味で、自分発見の時期で、玉さんが毎回面談で
「新しい自分に出会いましたか?」
って聞くんだけど、その意味が今わかった気がして、それって
「今まで知らなかった自分に気づけましたか?」
ってことだと思ったんです。
その意味で、この訓練所の生活は、自分にとって自分発見の日々になっているんだなって思います。
なんだか、訓練所の生活から、自分の内省のメモみたいになってしまいました。
今日のことを追加で。
夕食後は、94年のメンバーで集まって外で94年会を。
94年ってたぶんこの訓練所の同期としては最多で、12名もいるんです。
そして、これがまた個性が濃くて。
話は、彼氏彼女の話、結婚、税金、親のこととか、結構シビアな話が多くて、20代前半の時とは全然違うなって。
でも、それだけ、人生の岐路にいて、そこで道を選んだ人たちがここに集まっているんだなってすごく感じました。
さてさて、勉強ももっとやらないと!
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?