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インプロセミナー 番外編②

こんばんは、あかっぱです(^^♪

今日は以前書かせてもらった、エピソードトークを飛躍的に上達させる秘伝のコツの続きをお伝えしたいと思います。

前回の記事は下の記事です。

エピソードトークのコツ マインド編


前回はエピソードトークのコツ 構造編をお伝えしました。

しかし、皆さん思うのではないでしょうか?

「頭では『起承転結で話せばいい』とわかっているんだけど、いざ話すときはできないんだよ~」

と。

そこで、今回は実際に話をする、まさにその最中にどうしたら、「面白い話」(エピソードトーク)ができるか、その「マインド」についてお話させていただきたいと思います。

ズバリ!面白い話をする人は○○を話している

「なんかこの人の話って上手だよな~」と思う人、皆さんの身の回りにもいませんか?

「おれが学生の時、こんなことがあって・・・」と同じ学生時代の話をしているのに、話を聞いていて面白い人と、そうでない人

その違いはズバリ!




話を聞いていて





「絵が想像できるか」



これがかなりの部分で大きいと思います。


例えば、


タイの料理屋でご飯を食べていたら、めっちゃ美人な人に声をかけられて、ついていったら、ニューハーフの人だった


という話があったとしましょう。

これを、そのまま上のように話しても「ふーん」で終わってしまうでしょう。


でも、それを下のようにしたらどうでしょう。


俺が大学生の時、タイのきったない料理屋でご飯を食べていたら、「まるでアリアナ・グランテ!???」って思うような美人なひとがはいってきたんだ。もう、どきどきしちゃったよ。でも、なんと、その美人さんがあろうことか、自分の隣の席に座ってね。そして、向こうの方から「私のうちこのすぐ近くだから、このあと、うち来ない?」って言われてさ。もう、「人生のモテキ到来か!???」って思ったね。そして、タクシーに乗っていったの。そしたら、5分経っても、10分経ってもつかないの。「あれ?」って思ったら、どんどんスラム街みたいなところに行ってね。さらにその細い道を進んでいくの。そして、ぼろぼろの家について「ここが私の家」って言ったの。そして、家に入ったらわかったんだ、その人、ニューハーフの人だったの。


どうですか?

少なからず、最初の文章より、臨場感が出て、「俺」の様子が、映像のように見えてきませんか?


前回の記事で書かせてもらったように、「面白い話」には構造があります。

その構造は、ある意味、話をする「準備」の段階です。

では、起承転結がそろった、絶対のこれは面白いぞ!というエピソードが出来上がったとしましょう。

それでも、いざそういう話も、話始めるとなぜかつまらない話になることがよくあります。

それはなぜか?

「絵は想像できないから」

です。


そうならないために、どうしたらよいのか?

それはズバリ

「想いや感情を込める」

「詳細な情景を伝える」


ことです。

そうすることで、聞いている人に、話が立体的で、映像のように伝わります。



では、そんな「映像のような、絵が思い浮かぶような話」をするためにはどうしたらいいのか?


これまたズバリ

「絵を話す」


聞いている人に絵(映像)を見せたいなら、話している自分自身が、その情景を、絵として思い浮かべながら話をすればいいのです!

すると、その時の自分の感情が思い返されますし、情景も細かいところまで話すことができます。


これがもし文章を思い浮かべたらどうなるでしょう?

それはニュースキャスターのニュース番組のような話になるでしょう。

それは情報として、端的で、伝わりやすいかもしれませんが、決して「面白い話」にはなりえません。


実は、これは、話が上手として一世を風靡した島田紳助さんも行っていて、話が上手な芸人さんは皆さん行っているようです。


しかし、一番大事なのは・・・

よく、プレゼンなども一言一句書き出して、それを何度も練習する、ということをした経験はありませんか?

かくゆう、あかっぱは、研究授業前にすべての発問を紙に書きだして、授業をしたことがあります。

どうなったか。


大失敗。


なにがいけないって、もうロボットみたいな話口調なんですね。

あかっぱ自身、その時、何思っていたかと言えば、「ノートに書いたあの文字」を思い浮かべて、それを読んでいたんですね。


そりゃロボットみたいになりますよね。

そんな話、子どもたちが聞こうと思いますか?

そんな授業がうまくいくと思いますか?

いかないです。



でも、だからといって、授業だけでなく、例えば何か大事なプレゼンや結婚式の友人代表挨拶をするときに、なんにも練習しないで臨めばいいのか?

そういうわけではありません。

でも、練習すればするほど、どんどんと言葉ばかり頭に浮かぶようになってきます。

「あれを話さなければ」

「次はこれを話して」

そこで大事なのが「絵(映像)」なんです。

練習してすらすらエピソードを話せるようになったからこそ、絵(映像)を思い浮かべるとよいです。

そうすると何がよいかと言うと「次なに話さなきゃいけないっけ?」と言うのがなくなります。

記憶するときにも

文字よりも絵(映像)の方が記憶しやすい

と言われるように、絵の方がぱっと頭に浮かんで、話がしやすくなります。


つまり、あかっぱのような凡人が面白い話をするために大事なこと、それは

「絵をイメージして何度も練習すること」


なのだろうと、あかっぱは思います。



最後までお読みいただきありがとうございました。

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