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ファシリテーションセミナー①

こんばんは、あかっぱです(^^♪


昨今、私がいる学校現場では

「これからの先生に求められる力は、コーチングやファシリテーションがうまくできる先生だ」

とよく言われます。

そこで、今回そんなファシリテーションの力を磨くために、ファシリテーションセミナーを受けることを決心しました。


今回、その第一回を受け、学んだ

「そもそもなぜファシリテーションが大事なのか?」

「なぜファシリテーションがうまくできない人が多いのか?」

について、特に私が今いる学校現場で、という視点でまとめていきたいと思います。

なぜ今学校でファシリテーションの力が必要?

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私自身、授業をする中で「ファシリテーションがうまくできること」つまり、「こども達の意見をうまく繋ぎ、対話を生む」授業がいい授業だと感じていたので、ファシリテーションの重要性に気づいていたつもりではありました。

しかし、そんな「私の感覚」だけでなく、

「社会」
「組織」
「自己」

の3つの視点からファシリテーションが「今の時代はどうしても必要な力」な理由があるのです。

「社会」編

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今子どもたち、そして私たちがいる「現代」はまさに「多様性」の時代です。

子どもたちは家に帰れば

ネット
youtube
アマゾンプライムやNetflixなどのサブスクリプション

多様な媒体で、多種多様な情報に溢れています。

つまり、「多様な価値観」が当たり前になりつつあるのが現代の社会です。


それは流行りのアニメによく表れています。

例えば、昭和や平成の初期に流行ったアニメや漫画を思い浮かべてください。

ドラゴンボール
キン肉マン
北斗の拳

これらはすべて「王道のストーリー」があります。

例えば、ドラゴンボールなら孫悟空が成長して、悪の宿敵(ピッコロ大魔王、魔人ブウ)と戦う。

しかし、今のアニメや漫画はそうではありません。

設定が奇抜だったり、話に深みがあるものが流行ります。

例えば、呪術回戦は「呪い」を主題にしています。

ほかにも、ウマ娘というアニメを皆さんはご存じだろうか?

私もクラスの子に「先生、このアニメ面白いんで見てください!」と言われて初めて知ったのですが…

何といっても奇抜なのは、登場人物が「競走馬」の擬人化、というところ。

そんなアニメがあかっぱが幼少期にはあっただろうか、いやない(反語 先生っぽい!??)

また、昨今映画が大ヒットした鬼滅の刃も、そのストーリーだけではなく鬼と鬼斬隊のメンバーのエピソードや人情味にヒットの要因がありました。

あかっぱ自身、アニメに詳しい訳ではないですが、最近のアニメを見て、こうした今まで発想になかったような設定のアニメやメッセージ性やエピソード性があるアニメや漫画が流行っているイメージがあります。


それは、まさに

「ストーリーではなく、物語性(ナラティブ)」

を求める世相を反映している、典型です。

*ナラティブ…

言い換えれば、子どもたちは「決まったストーリー」「敷かれたレール」の上を歩くことにもう飽きているのです。

事実、フレックススタイルや兼業、フリーランスなど働き方が多様化し、youtuberなど新たな職業も生まれているのが今の社会です。

そんな社会にいる子どもたちだからこそ、「多様性」を求めるのは自然な流れです。

こども達は

「自分の意思で決め、自分たちで試行錯誤し、協働しながら創り上げていくこと」

に興味・関心があるのです。

「組織」編

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今までの組織は

「一部な優秀なリーダーが情報を集め、リーダーが意思決定したことにメンバーが何も考えずに従う」

ことが「善」でした。

なぜなら、高度経済成長期などは「考えずに言われたことをする人材」が組織の中で必要とされたからです。

しかし、AIの発展やインターネットの普及によりそれが大きく変わっています。

英オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授らによって、20年後までに人類の仕事の約50%が人工知能ないしは機械によって代替され消滅する、と予測されたことはよく知られていることと思います。

つまり、

「自分から能動的に動き、違いを認め合いながら皆で考え、協力しながら問題解決すること」

が求められるようになったのです。

「自己」編

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「変動激しく、多様な価値観・考え方に溢れる社会」

「自分から能動的に動き、違いを認め合いながら皆で考え、協力しながら問題解決することが求められる組織」

に所属する私たちに求められることは

① 複雑で多様な問題から本質的な問題を見出すこと
② それを解決するための適切な課題を設定すること
③ すぐに実践(行動)すること

です。

これはまさしく子どもたちのもこれから求められていくことです。


そのために、子どもたちに求められる学びは以前に一斉講義型のような

1:n(多)

の学びではなく

1:n:n

つまり、n(こども)とn(こども)が協働しあう学びです。

そんな学びを引き出すための学びの場には以下の3つが必要になります。

① ファシリテーション
② プログラム
③ メンバー

だからこそ、教師はファシリテーションの力が必要になるのです。

かくゆう、あかっぱは…

さて、ここまで書いてきた「そんなあかっぱはどうなのよ!」と突っ込みたくなる人もいるのではないでしょうか?

お答えしましょう!

あかっぱこそ旧態依然とした「社会」に染まり、「組織」の一部になっている「自己」です。

どうしても学校で教わった「答えがある」学びに慣れすぎてしまい、何事にも

「最善の答え」

があると思い込み

すぐにそれを求めようとしてしまう自分がいます。

そして、それを自分一人でやろうとしてしまって失敗したことが多々あります。

変動が激しい社会にありながら、「失敗したらどうしよう」「相手にどう思われるだろう」と行動できない、ことが多々あります。

しかし、だからこそ、他者と協働するファシリテーションの力が大切なのだと強く思います!


価値観や考え方が多様化している

そして、そんな人たちと協働することが必要とされている


そんな社会や組織で、人と協働するためには、人の力を引き出すためには、ファシリテーションの力が必要不可欠だと、痛感しています。

今回、ファシリテーションの力の必要性と、あかっぱ自身の中にあるファシリテーションをすることを妨げている「社会」「組織」「自己」のつながりが見えました。

自分の癖に気づいて初めて、それを改善できるし、前に進むことができる。

あかっぱは今初めてスタートラインに立てた、と思っています。



さあ、では具体的にどうしたらよいのか?

そんなスキル・テクニックについて、次回以降まとめていきたいと思います。




最後までお読みいただきありがとうございました。




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