【あかっぱのブラジル協力隊活動記】Vol.31
こんばんは、あかっぱです(^^♪
今日は今日とて、充実した一日でした~
今日は朝からラン!
からの筋トレ
からの朝食
→授業
→海外における安全対策の講座
→折り紙講座
→前隊員の方とのzoom
→エッサッサの練習
→明日のブラジル国旗掲揚の練習
→宿題
→note書き書き ☚今ここ
といった具合でした。
もう書きたいこといっぱいなんですが、その中で今日は
「海外における安全対策」
について。
講座は元神奈川県警(だったはず)の方が講師として来てくださって話を聞いたんですけど、その中では、結構リアルな話が多くて。。。
例えば、
・強盗を追いかけて、捕まえたと思ったら、仲間がいて、その仲間が持っていた拳銃で撃たれて死んでしまった大学生の話
・深夜寝ていたらバットのようなもので頭を殴られて、現金を奪われた事件(ベッドに血がついている写真付き)
・肩掛けのショルダーバックをたすき掛けしていたらひったくりにあって引きずられてけがをした事件
・iponeが向こうでは高価で持っているだけで狙われるという話
(そのあとに話した前隊員の方の話でも、サンパウロで実際にほかの方が被害にあったそう。。。)
・車の中にあったパンを盗むために窓ガラスが割られた事件
・"ポテチ開け"と呼ばれる、ファスナーつきバッグが簡単に開けられてしまう話
などなど、具体的すぎる話の数々でした。
事前に配られているパンフレットには、
「人質になってしまった時の対処の仕方」
なんてものまで載っていて、
「そんなものまで存在するんか!」
と驚きました。
でも、書くくらい、ある意味起こってもおかしくないんだ、とい改めて思いました。
そんな話を聞きながら思ったことは
協力隊員として現地の人と同じ生活をすると言っても、どうしても違いはある。現地の人も「あれは外国人(日本人)だ」と思っている。それを覆すことはできない。日本との違いをしっかり認識したうえで、現地の治安や安全対策に沿った行動をすることが大事
ということ。
日本だったら、ものを盗まれた、となったら、目の前に犯人がいれば捕まえたり、警察に連絡したりして、「悪」を退治する方向に動く。
でも、海外では強盗や泥棒に対して基本的に、「無抵抗主義」が鉄則。
なぜなら、その強盗や泥棒が、抵抗することで怒りを買って、自分の命が危険にさらされるから。
だから、お金は分散で持っているし、強盗にあったら、すぐにポケットにあるお金を渡す。
つまり、「悪」を退治することより、自分の命を優先することが先決。
逆に、「悪」を退治することが当たり前になっている日本は、ある意味それだけ安心・安全が根底にあるからだ、ということを身をもって感じました。
2016年にバングラディッシュの首都ダッカで起こったテロ事件。
JICA関係の日本人7人が亡くなっている。
その時自分は青年海外協力隊なんて全く頭の片隅にもなかったから、ほかのニュースと同じ「つらい事件」としか思ってなかったけど、今は違う。
切実に自分事として感じる。
活動をより良いものにするためにも、自分の安全は自分で守れるように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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