ユーモアセミナー テクニック編
こんばんは、あかっぱです(^^♪
今回は前回に引き続き、もっちゃんのユーモアセミナーを学んだ感じたことを書いていきたいと思います。
前回の記事がこちら!
今皆さんはユーモアを発揮したくてうずうずしていることだろう。
しかし、ユーモアを生むためには大前提がある。まずはそこから。
ユーモアを生む条件
ユーモアを生むためには前提となる条件
それは
「思いやり」
をもつこと。
突然だが、クイズをしよう。
次は、ユーモアをいう際の2つの心理パターンだ。さて、どちらが先ほどのような「悲劇を喜劇にできるユーモア」を発揮できるだろうか?
A. 「あー、これいったらウケるかな~」
B. 「この状況で周りの人がクスッとしてくれるためにはどうしたらいいんだろう?」
一目瞭然だろう。
B. ですね。
何が違うのか。
「ベクトルの向いている向き」だ。
A. は完全にベクトルが自分に。それに対し、B. は相手にベクトルが向いている。
ユーモアを生むためには「ベクトルを相手に向ける」ことが前提として必要なのです。
ユーモアの構造
ユーモア=笑い(クスッとしたものを含めて)
と考えたときに、
皆さん「笑い」が起こる場面を想像してもらいたい。
今まで皆さんが生活している中で、自然発生的に「笑い」が生じた場面はどんな場面だろうか?
例えば、皆さんはこんな場面
全校朝会
校長先生が至極真面目に、ありがたーいお話をしている
目の前の子が
プー
「プッ」
思わず笑わずにはいられないではないだろうか?
つまり、笑いが生まれる仕組みとはいたってシンプルで
「ギャップ」
だ。
つまり、
校長先生がまじめに話しているという「緊張」と、おならという「緩和」
このギャップがあると笑いが生まれる。
さらには
「予想」と「裏切り」
これもある。
私の好きなサンドウィッチマンのネタでは、これが満載だ。
「こんなとこにハンバーガ屋ができてるな、入ってみるか」
「いらっしゃいませこんにちは、いらっしゃいませこんにちは、いらっしゃいませこんにちは」
「ブックオフか」
ハンバーガー屋に入る
↓
「こんにちは」だろう
という予想を裏切り、さらに
「ブックオフか!」
という返しで
「ハンバーガー屋」
なのに
「ブックオフ」
という予想をさらに上回る返しをする。
こうした
「緊張と緩和」
「予想と裏切り」
が笑いの仕組みなのだ。
笑いが生まれる要素
では具体的に、どうやって
「緊張と緩和」
「予想と裏切り」
を作り出せばいいのか?
それが「前フリ」だ。
先ほどの全校朝会であれば
校長先生の話
が前フリにあたる。
そうした緊張場面を、あえて自分で作り出せばいいのだ。
例えば
「今から皆さんにだけ、とっておきの笑いを生み出す方法をお伝えします。皆さんにだけですよ。それはですね…」
と言えば、
「おお、なんかいいこと教えてくれるんだな」
と期待をしますよね。
そうなったらこっちのもの。
ここで、例えば
「コッケコッコー」
と言えば、笑いが起こるかは別として、雰囲気がかわりますよね。
ここで、前フリの後のボケの種類として以下のようなものがあります。
① 組み合わせ・言葉遊び
② 逆転・意外性
③ 拡大・縮小
④ 大げさ・控え目
⑤ 連想
⑥ パロディ・キャラクター
⑦ 天丼(繰り返し)
⑧ 不満・自虐
例えば、① 組み合わせ・言葉遊び なら
「なかなか最近うまくいかなくてさー」
「いやいやそんなすぐにできるようになんてならないさ!
ほら、老婆は一日にしてならずっていうじゃん!」
「それをいうなら、ローマな!」
みたいな、やりとり。
「うまくいかない」という暗い話題を、ほんのちょっと雰囲気を変えることができているのではないしょうか?
⑤ 連想 なら
「うちのおじいちゃん、釣りがうまくてさ!でも、実は一番釣るのがうまかったのは女の子だんだけど」
「釣り=魚」という連想を裏切っている。
⑦ 天丼 とは、ウケたことを繰り返すことで、例えば同じくサンドウィッチマンさんのネタで言えば
「サイドメニューにホタテなんていかがですか?」
「ポテトみたいに、ホタテって言っちゃったよ」
と一度笑いを作っておきながら、そのあとで
「今キャンペーンやっていてこちらのスクラッチ削ってもらってよろしいですか?」
「おめでとうございます、一等です!」
「お!一等何?」
「ホタテになります!」
この「ホタテ」の繰り返しが、まさに天丼です。
⑥ パロディ に関しては大きく3種類ある。
それが
1.お笑い
2.CM
3.歌
例えば、前回の、私が叱られた場面。
シーンとしているクラスで
「うーん。やっちゃえ、2-3!」
と言ったら、「日産のCMじゃん!」と分かった子はクスッと笑うでしょう。
さらに例えば、シーンとしているときに急に
「ありがとうってつたえーたーくてーえ」
と、いきものがかりの歌ったら「なんで!???」とクスッとなることでしょう。
緊張が高ければ高いほど、ただ歌を歌うだけでもギャップが大きくなり、笑いにつながります。
正直、私自身まだ全部が自分のものにできていません。なのでこれからいい具体例ができたところで、この部分のnoteを更新していきたいと思います。
ユーモアを鍛えるために一番大切なことは…
ユーモアを鍛えるために一番大切なこと、それは
イチローになること
そうそう、日米4000本安打を打って、って
なれるかーい!!!
ではなく、「イチローのように『継続すること』」
イチローは毎日具なしのビーフカレーを食べ続けたといいます。
ユーモアも、ほんの少しでもいいから「ユーモア使えないかな」と思いながら、日々過ごすことが、ユーモアを鍛える一番の近道なのだろうと思います。
かくゆう、私自身、このnoteを書きながら、「ユーモアを入れられないか」と考えながら書いてみました。
皆さんが読んで少しでも「ユーモアあるな」と感じて、文章を通してほんの少しでも気持ちがプラスになってくれたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。