【あかっぱのブラジル協力隊活動記】Vol.10
こんばんは、あかっぱです(^^♪
今日は、「人間って改めて環境の生き物だな」と思った話。
今の訓練所の生活はかなり特殊です。
朝起きれば、誰かしらが朝から運動をしています。
例えば、グラウンドでは野球隊員たちがキャッチボールやノック、ひいてはアメリカン(中学生が冬場になるようなトレーニングメニュー)をやっている。
かと思えば、体育館では、卓球やドッチボール、サッカーのリフティングの練習をしている人がいる。
もう一つの体育館では、一人の隊員が中心になって毎日ラジオ体操をやっている。
朝から毎日走っている人もいる。
そんな環境にいるからか、朝は寝ることが自分の好きな時間だから!!、と働いていた時はいつもぎりぎりまで寝ていた自分が、ちょっと早く起きて朝から卓球をしている。
朝早く起きて運動をするなんて習慣は、高校生の時の朝部活以来なのに、やってしまう。
はたまた、授業が始まれば、周りの人たちが先生の言っていることを理解していたり、自分が「あー、なんか前に聞いたな~」と思うような単語の意味を答えているのを見ると、「自分もやらないと」と思って、授業後も自然と宿題だけでなく、単語をまとめたり、友達を巻き込んで今日習った慣用句を練習したりしている。
自分でも不思議。
正直、運動も語学の勉強もそんなに好きなわけではない。
どっちかといえば、動かないでいいなら動かないで本を読んだり、映画を見たり、人と話している方が好き。
どちらかといえば、語学より、数学や理科の方が好き。
なにの、なぜか自然と「やりたい」と思ってしまう。
なぜか???
「周りの環境」
それが自分の場合大きいと思う。
もちろん、人によって違うと思う。
運動をしないとそわそわしてしまう人
健康維持のためにしょうがなしに運動している人
語学を学ぶことが好きで好きで仕方がない人
任国でどうしても必要だから、と思ってやっている人
でも、そうした理由は関係なしに
「あの人がやっているから」
「みんなやっているから」
というのが、行動原理として強く働く。
良くも悪くも。
だからこそ、思うのは
「環境って大事」
今日話した人の中にも、例えば、学生を(形として)退学して協力隊に来ている人がいた。
その人は、学生NGOのトップをやって、学生時代からバリバリに行動している。そして、今回、働く前に、協力隊として経験を積んで、その経験をもって就職して、将来的にはもっともっと広く自分の力を発揮したい、という志をもっている。
そういう話を聞くと
「あー!!!自分ももっともっと志高くやっていこう!!!」
と思える。
明日からも、語学も、同期のメンバーとの交流もやっていきます!
さて、今日、面白いと思ったポルトガル語の話も少し!
「Quem e ele?」
(eはその上にアクセントアーグアという ’ のような記号がるのですが、入力の仕方がわからない…)
意味は
「Quem」が英語の「who」にあたり、「e」が「is」、「ele」が「he」に当たるので、つまり
「who is he」(「彼の名前は?」)
にあたります。
でも、面白いのが、
「Quem ele e」でも意味が成り立つそうなんです。
つまり、英語では、疑問文の場合
(疑問詞)+(動詞)+(主語)
の順番でなければ疑問文にならないのに対し、ポルトガル語では、順番はあまり関係ないとのこと。
むしろ、ポルトガル語で大事なのは
「動詞や名詞」
名詞や動詞の形が男性、女性、単数、複数によって複雑に変化するけど、文法の構文としてはいたってシンプル。(というか、適当)
そんなことを思うと、勝手に想像してしまう。。。
英語を話し始めた人たちはきちっと
「疑問文はこういう並びで、これはこうで・・・」
とキチキチっと決めていたのに対し
ポルトガル語の方は
「まあ、伝わればいいよね!」
「あ、でも、これだと男か女かわからない!それはまずい!男女がはっきりわかるように単語は区別しよう!」
と考えいたのでは。。。!???
などと考えると、勝手ながら、言葉圏によって何を大事にしているのか、違いが見えてくるのが面白いな、と思った本日でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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