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【あかっぱのブラジル協力隊活動記】Vol.52

こんばんは、あかっぱです(^^♪

今日はテスト2日前。

語学の先生のアンドレアが

「これが最後の宿題ね」

って言って、「うわー、まじかー」って焦りましたね。

なんだか中学時代の卒業式前みたいで。

技術家庭科が今日で最後

続いて英語も数学も国語も。。。。

中学校最後の給食

中学校最後の掃除

みたいな、なんでも「最後」ってあるけど、そのたびになんだか寂しい気持ちになるのはしょうがない人間の性ですよね。

で、逆に、最終テストに向けて、勉強時間は伸びて、最後になって

過去分詞
完全過去
不完全過去
現在未来
過去未来

と怒涛の、文法の大洪水が押し寄せていて、その波に吞まれて、息をするので精一杯なあかっぱです汗


そんなんなので、一生懸命、同じ語学教室のきとさんと二人で勉強していたら、隣のポルトガル語のクラスの先生のアンドレイが、僕ら二人が勉強している様子を見て

「amanhã , vai never」

って言ったんです。

これ、どういう意味かっていうと

「明日は雪だね」

って意味なんです。

わかります!??

こっちは必死で勉強しているのをみて「おー、こいつら珍しく勉強してるから明日は雪で降るぞー」って言ってるんですよ。

あー、ひどい。

でも、そうやって言ってもらえるくらいに仲良くなれてきたことを想うと嬉しいと同時に、さっきの「最後最後詐欺」じゃないですが、一抹の寂しさも感じます。




さてさて、そんな今日は、昨日に引き続き、自分の今日の気づきを。

そんな風に、同じ教室で一生懸命、一緒に勉強している私ときとさんなんですが、なんせ二人しかいない教室。どうしても集中力が切れたら、雑談があるのは、これまた人間の性ですよね。

だから、今までも結構、いろんな話をしてきたんですけど(たぶん、アンドレはその姿をみて、「こいつらいつも話しかしてねーぞ」って思ってたんだろうと思いますが笑)

今日は、きとさんが面談で、そのあとにきとさんが、こんな話をしたんです。

「面談で、自分って今まで、野球もピアノも、歌もなんでも中途半端で、それがコンプレックスだと思っていたんですけど、ここに来て、それでいいんだって思えたのが大きい成果です、って話をしたんです」

で、逆に自分は昨日の玉さんとの話をしたんです。

でも、そうして話しながら考えてみると、自分もきとさんや玉さんと同じように、「自分は自分、他人は他人」って思えていることもあるなって思ったんです。


例えば、この隊次にはサッカーのリフティングのプロがいて、でも自分はリフティングが全然できない。

でも、そのことを「くそー、悔しい。なんで自分はできないんだー」とは思わない。

同じように、毎朝やっている卓球でも、群馬県チャンピオンになったやつには絶対敵わない。

今日、料理隊員として派遣予定の人がお菓子を振舞ってくれたり、日本料理の技を披露してくれていて、でもそれを見ても「なんで自分はできないんだー」とは思わない。


逆に、自分は

「あの人、周りの人のことを良く見れていてすごいなー」

とか

「あの人、人を傷つけない言葉選びをしていてすごいなー」

とか

「あの人、人を傷つけないで場を明るく、笑わせていてすごいな」

とかとか、そういうことは思うんですよね。

周りの人のそういうところに「すごいな」って思うし、若干の劣等感を感じる。

でも、それってさっきのサッカーや卓球や料理と何が違うのか?

たぶん

「自分がそうなりたい」

「自分がそうなれるって思ってる」

この二つなのかなって。

たぶん、少なからず、その人の「すごいな」って思う部分って、自分の中にあって、でも、足りないって思っているから劣等感を抱くんだと思うんです。


自分の場合、この訓練所って、自分が目指したい姿の人がいっぱいいて、だから「劣等感」みたいなものを抱いているんだなって。

でも、それだけ目指したい人がわんさかいる環境ってめちゃくちゃレアだなって思ったんです。

そして、それってめちゃくちゃありがたい環境なんだなって改めて思うんです。

もちろん、若干の心の負荷はあるけど、でもそれも大事にしつつ、残りの1週間を大事に過ごしていこうと思います。



さてさて、明日はいよいよ最後の語学授業(正確には来週も少し授業というか遊びみたいな時間があるけど)!

いっぱい学ぼう!

だって、今が一番、語学の力が伸びてる時だと思うから。




最後までお読みいただきありがとうございました。



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