初めての秩父宮(白パンツ編その2)
全国の8つの国立大のラグビー部の若手OBによる試合が、毎年当番校が試合会場を用意して行われているのですが、今年は秩父宮ラグビー場で行われました。
私が所属している水産系大学のラグビー部OBのチーム “水産ラガー” はメンバーも多く、東京海洋大の若手OBの試合とは別に各大学の40歳以上の混成軍と単独チームで参戦しております。
ラガーマンあこがれの秩父宮ラグビー場の芝生を踏みしめて走り回れると試合が決まってから、ずっとワクワクドキドキしておりました。試合のあとに着替えるのに便利なのでいままでサンダル履きで試合に出かけていた私も今日はGWに家族で出かけた時に購入していたしゃれたウオーキングシューズで出かけました。
今回は、秩父宮ラグビー場の芝を踏み締めて試合をするということで、参加者も多く55歳を境にして2チーム作って前後半を半分づつ闘いました。
関係者のみの入場ということでしたのでバックスタンドは無人で、メインスタンドに2ブロックくらいの観客でしたが水産ラガーの試合の後半に出場した私は夢中に走りました。ここの芝生の絨毯を走るのは最初で最後かもしれません。
よかった。
そして試合のあとに風呂に入りましたがすごく小さな浴槽で8人も入るといっぱいでした。
試合が終わったらガックリと疲れたのでアフターファンクションに参加せずにゆっくりと神宮球場、神宮第2球場、日本青年館、国立競技場を横目に見ながら大江戸線の国立競技場の駅まで歩きました。
そして考えました。
ラグビーの試合ではチャンスとピンチが代わる代わるにやってきます。ピンチの時には歯を食いしばって耐えしのぎ、チャンスの時には集中して一気に前にでる。ボールを持って前に出るまさにその時のために日頃からしっかりしたモチベーションをもち鍛錬する。
そうだ、ラグビーは人生の縮図だ、まさに “楽苦備” だ。草ラグビーはこれからも熱くなって続けていこう。
またいつに日にか、秩父宮ラグビー場の芝生の絨毯を踏みしめたい。