M2: '8' Hachi (Album BLANKO episode)
(facebook初回投稿2015.10.30)
M2: '8' Hachi
ALBUM 'BLANKO'エピソード。
2曲目は、’8’ (Hachi) です。
Fade outした1曲目のBlankoを追うように、ギターの軽快なFade inで始まる'8'は、最初は『エイト』と呼んでいたのですが、レコーディングが終わる頃には『ハチ』という名前になっていました。
ブルースとクラシカルなメロディが融合した広美のギター・ソロが魅力です。
イントロのフランジャー
Fade inで始まるギターのイントロですが、フランジャーというエフェクターをかけています。『じょぅわぁぁぁ~~~ぉぉうぃ~~~~ん』と、音の輪郭が変化します(すみません。言葉でうまく説明出来ません)。
フランジャーを語らせてっ!!
私、フランジャーが好きで、アルバムのどこかに1ヶ所、必ずさりげな~~く使ってます。
でも、このハチのイントロにフランジャーかけるアイデアは広美氏のものです。
とてもいい感じですよね。
フランジャーって録音した後で、ミックスの時にかけるんですけど、アナログ時代は思うようにかけるのがなかなか難しかったのですよ。
音が『じょぅわ~~ぉうん』とゆがんでいくスピードや深さが毎回違うので、イメージ通りに決め込むのに時間がかかります。音がゆがんでいく周期が思ったイメージ通りのに巡り会うかどうか、賭けの様なもので、うまくハマらなかったらまた曲の最初から落とし直しってことがよくありました。
でも、アナログのフランジャーはデジタルのよりいい感じに歪む気がします。湿気をおびたいやらしい~~~音に!
デジタルのプラグインのフランジャーは、一度設定したら毎回同じようにかかってくれるので作業が捗る☆
・・・けど、アナログのあのいやらしさは、やはり独特なんですわ。
L・O・V・E
ラヴ♡ ですわ!
ブツブツ独り言になってきた。
Sorry
フランジャー
面倒なエフェクター。
でも愛してるで!
次回は3曲目の’Saikoro’ (サイコロ)について書きますね。
また、お付き合い下さ~い☆
Album Trailer
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(Musicians)
赤尾和重 KAZUE AKAO : Vocals
鈴木広美 HIROMI SUZUKI: Guitar
鎌田 学 MANABU KAMADA: Bass
泉谷ボン賢 SATOSHI IZUTANI: Drums
片岡祥典 YOSHINORI KATAOKA: Keyboards
1:Blanko 7'15'' ブランコ
2:Hachi 5'16'' 8(はち)
3:Saikoro 4'37'' (サイコロ)
4:Kiwi 4'38'' (キウイ)
5:Pierrot Heart 4'48'' (ピエロの心臓)
6:Noctiluca 5'03'' (夜光虫)
7:Sugoidance 3'22''(スゴイダンス)
8:Fireball Goes The Sea 4'30'' (火の玉が海を泳ぎきる)
9:Angai 5'13'' (案外)
(Album Data)
https://kazueakao.com/Kazue_Akao/blanko.html