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【世界一周 #57】オセアニア編(2/3)エアーズロックで出会う赤い大自然の神秘

オーストラリアの広大な大地を象徴するように、真っ赤に染まる巨岩が壮大な姿で立ちはだかるエアーズロック(正式名称:ウルル)。世界一周の最後の国となったオーストラリアで、すでにシドニーの都市の魅力を堪能した私が次に向かった先は、オーストラリアを代表するこの大自然の聖地です。赤い大地と青い空、そしてウルルを取り囲む独特の空気が織りなす光景は、まさにこの国の雄大さを感じさせてくれるものでした。

その前に。
▼世界一周のルートのおさらいはこちら


1、エアーズロック(ウルル)はどこ?

エアーズロック(ウルル)は、オーストラリアのほぼ中央部、ノーザンテリトリーと呼ばれる地域に位置しています。周囲を赤茶けた砂漠と低木林に囲まれた、いわゆる「アウトバック(Outback)」と呼ばれるエリアです。最寄りの町はユララ(Yulara)といい、エアーズロック・リゾートを中心に観光客向けの宿泊施設やレストランが点在しています。

  • 先住民名ウルル: エアーズロックという名で広く知られていますが、先住民アナング族にとっては聖地「ウルル(Uluru)」と呼ばれ、彼らの文化や信仰に深く根づいている場所でもあります。

2、エアーズロックの魅力

1. 赤く染まる巨岩
エアーズロックは、1枚の巨大な岩が地表に突き出した世界最大級の一枚岩といわれています。高さは約350メートル、周囲をぐるりと回ると約10キロメートルもある圧倒的なスケール。朝日や夕日に照らされると、赤褐色からオレンジ、紫まで微妙に色合いが変化し、見るたびに表情が異なるのが大きな魅力です。

青い空とエアーズロック

2. ウルルを取り巻く大自然
エアーズロック(ウルル)だけでなく、近隣にはカタジュタ(オルガ岩群)という巨石群もあり、こちらも圧巻の景観。ウルルとのセットで巡るのが定番で、それぞれ表情の異なる巨大岩の造形を楽しめます。周囲にはウォーキングトレイルが整備されており、岩肌の近くまで歩いてそのスケールを体感するのもおすすめです。

3. サンライズ&サンセット
ウルルで最も人気なのが、日の出・日の入りのタイミングです。太陽の光が差し込み始めるとともに、ウルルが刻一刻と色を変えながら浮かび上がる光景はまさにこの地ならではの奇跡。サンセット時には、淡いオレンジから濃い赤、そして夜の闇へと移ろう空と大地のコントラストが見られます。

3、過去の日記から

8/29(金):エアーズロックの壮大な風景
朝6:30に起きる。レセプションのお姉ちゃんが寝坊したおかげでチェックアウトが慌しく、エアポート行きのシャトルバスにギリギリ乗り込むことに。朝からバタバタだったけど、今日は世界の中心、エアーズロックへ。3時間ほどのフライトで空港に到着。
宿に着いたら、早速エアーズロックのツアーを申し込む。今日はカタジュタ(オルガ岩群)の風の谷散策とウルルサンセット、明日はウルルサンライズ&登山に申し込む。
ツアーバスが出発するとすぐにエアーズロックが見える!!遠くから見ても、その赤い巨石は大地に突き出し、広がる砂漠の中でひときわ異彩を放っている。近づくにつれて、その巨大さと神秘的な雰囲気に感動する。
それにしてもでかい!岩を横目にまずは散策。BGMはもちろん平井堅の「瞳を閉じて」。1曲リピートのエンドレスモード!!これがしたかったんよ。いろいろ写真を撮っていると怪しげな雲が出てくる。カタジュタに着く頃には大荒れ。だけども運がいいことに俺が着くと雨も止み、ゆっくり観光できた。さすが晴れ男!それにしても岩壁すごい!
雨が降ったおかげで天気も良くなり、いよいよサンセット。エアーズロックの色が目の前で赤くなる。ほんとキレイだ。オーストラリア人とも仲良くなってずっとおしゃべり。明日のサンライズも晴れるといいな。
ちなみにこの日記を書いている今現在は大雨だけどね。

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4、 まとめ

エアーズロックは、オーストラリアのアウトバックを代表する不思議なパワーに満ちた場所でした。世界一周の最後に訪れるにふさわしい、まさに「大地の鼓動を感じる」そんな場所でした。

5、 次回予告

いよいよ最後の街、ケアンズを訪問します!あぁー旅が終わってしまう。


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