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【世界一周 #12】中東編:シリア(1/3):パルミラ 失われた古都の栄光と美を再発見

世界一周 中東編シリアに突入です。今は内戦の傷跡が多く残っていますが、2008年に訪れた時のシリアは人も優しくとても印象に残っている国です。今回は首都ダマスカスから最初に向かったパルミラです。ここは古代ローマ時代の壮大な遺跡が広がる歴史の宝庫。砂漠の真ん中に佇むこの古都は、その美しさと歴史的価値で訪れる人々を魅了します。

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1、シリアはどこにあるの?

シリアは中東地域に位置する国で、北はトルコ、東にイラク、南はヨルダンと国境を接しています。首都はダマスカスで、シリアの政治、経済、文化の中心地であり、世界最古の都市の一つとして有名。訪問した年の3年後の2011年から続く内戦により、多くの都市やインフラが破壊され、多くの人々が難民となっています。

シリアの古都を巡る旅

2、パルミラはどこにあるの?

パルミラは、シリアの砂漠地帯に位置する古代都市。ローマ帝国時代には交易の要所として栄え、今でもその繁栄の名残を感じることができます。壮大な遺跡群とエキゾチックな雰囲気が旅人を引きつけます。

パルミラの概要
歴史
:紀元前2世紀からローマ帝国の重要な交易都市として栄えました。
アクセス:ダマスカスから車で約3時間。バスを利用して訪れることができます。

壮大な遺跡群

  • ベル神殿:パルミラ最大の神殿で、その美しいコリント式柱は圧巻。内部の装飾や彫刻が見どころ!

  • 凱旋門:都市の中心に位置し、かつてはパルミラの繁栄を象徴する門。現在でもその壮大さを感じることができます。

  • 円形劇場:ローマ時代の劇場跡で、かつては数千人を収容できたと言われています。劇場からの眺めは必見!

ベル神殿のこの遺跡感がすごい!

3、過去の日記より抜粋

5/23(月):パルミラへの道
首都ダマスカスから北東へ約290km、古代都市パルミラへ。タクシーでバス停に向かい、荷物検査を経てバスに乗車。約3時間後に到着。

街に到着後、訪れたパルミラ遺跡で、まず目に飛び込んできたのは、巨大な凱旋門と長い列柱道路だ。門を抜けると、石造りの神殿や円柱が青空に映える光景は息をのむほど綺麗だ。この遺跡にはローマ様式の建造物が数多く残っていて、有名な建築物であるベル神殿などがある。周囲の砂漠の景色と相まって、神殿全体がなんだかとても神秘的だ。

宿では新たに出会った日本人のターくんと仲良くなる。彼と共にアラブ城でのサンセット鑑賞へ。アラブ城への道は急坂と砂利道で汗だくへとへとに。しかし、城から見下ろすパルミラの遺跡群が、夕焼けに包まれて、砂漠に沈む太陽の美しさはそれを補って余りあるものだった。

「世界一周」に興味がでたらよむ本

4、 まとめ

パルミラは、シリアの歴史と美を体感できる貴重な場所です。壮大な遺跡群と砂漠の風景が織りなす絶景は、一度訪れると忘れられない思い出となりました!

5、 次回予告

次回の記事はシリアの旅の道中で知り合った仲間たちとクラック・デ・シュヴァリエへ。お楽しみに!


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