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【世界一周 #37】アフリカ編:モロッコ(2/3)砂漠に浮かぶ幻想的な街アイト・ベン・ハッドゥへ。

モロッコといえばサハラ砂漠!今回はサハラ砂漠前編として、同中のアイト・ベン・ハッドゥやカスバ街道、トドラ峡谷をピックアップします!

サハラ砂漠を目指します

その前に。
▼世界一周のルートのおさらいはこちら


1、アイト・ベン・ハッドゥ(Ait Ben Haddou)はどこ?

アイト・ベン・ハッドゥは、モロッコ南部に位置する村で、ユネスコ世界遺産にも登録されている観光名所です。オアシスの交易ルート上に築かれたこの村は、壮大なカスバ群を有し、その多くが干しレンガ(アドベ)で造られています。

アイト・ベン・ハッドゥは、アトラス山脈のふもとに位置し、ワルザザートという町から約30kmに位置しています。この地域は「モロッコのハリウッド」とも呼ばれ、多くの映画の撮影地にもなっています。

村全体が、赤茶色の干しレンガで造られた伝統的なカスバ(クサールとも呼ばれる)で構成され、砂漠の乾燥した風景の中にまるで幻想的に浮かんでいるように見えます。カスバは、迷路のような通路や階段、塔が特徴で、ベルベル人の伝統的な建築様式を感じさせます。

この雰囲気最高!
  • 映画の撮影地: この場所は、映画『グラディエーター』や『アラビアのロレンス』、『ゲーム・オブ・スローンズ』などの撮影にも使われ、その壮大な景観が世界中に知られています。

  • 歴史的背景: アイト・ベン・ハッドゥは、中世の交易路の重要な拠点であり、サハラ砂漠を越えて北アフリカからヨーロッパに商品を運ぶ商人たちの中継地として栄えていました。現在では、保存状態の良いカスバ群が訪れる人々に古代の生活を想起させます。

2、カスバ街道(Route des Kasbahs)

カスバ街道は、モロッコ南部のオート・アトラス山脈のふもとを東西に走る道で、多くの「カスバ(要塞)」やオアシスの村々を結ぶ重要な観光ルートです。この道は、モロッコの歴史的な交易路としても知られており、ベルベル人の伝統的な集落や壮大な自然の景色を楽しむことができます。

  • カスバとは: カスバは、要塞としての機能を持つ建築物で、土壁や干しレンガでできているのが特徴です。多くはかつてのベルベル人や地方の支配者が居住地や防衛施設として使用していました。

  • 風景と特徴: この街道は、美しいオアシス、乾いた山脈、広がる砂漠を背景に、数々のカスバが立ち並ぶことで有名です。中でも「トドラ渓谷」「ダデス渓谷」などの壮大な自然景観と古代の要塞が組み合わさり、モロッコ独特の文化と歴史を感じさせます。

3、トドラ峡谷の場所

トドラ峡谷は、モロッコのティネリールという町の近くに位置しています。オート・アトラス山脈の中腹にあり、カスバ街道の一部でもあります。ワルザザートやメルズーガの砂漠エリアにアクセスする際に立ち寄る観光スポットとして人気です。

トドラ峡谷は、高さ300メートル以上に達する垂直な岩壁に囲まれています。この岩壁の間を流れる川沿いの道を歩くと、まるで自然の巨人に囲まれているような感覚に包まれます。岩壁の色は、日光の角度により鮮やかな赤やオレンジ、ピンクに変わり、特に夕暮れ時には幻想的な風景が広がります!

旅の仲間たちと

4、過去の日記から

7/10(木):サハラ砂漠への道中とアイトベンハッドゥの迷宮
サハラ砂漠ツアー初日。メンバーとは拙い英語ではあったがコミュニケーションを取りながら、すぐに打ち解けることができた。ほっ。
今日のハイライトはマラケシュとサハラ砂漠入口の町ワルザザートを結ぶ「カスバ街道」。そしてこの道を進んだ先に現れる、世界遺産でもある干しレンガで造られた街、「アイトベンハッドゥ」だ。このレンガ造りの村が迷路のように広がっており、その光景はまるで別世界のようだった。
アトラス山脈を越える道中も壮観で、3000m級の山々が連なり、絶壁や渓谷といくつものダイナミックな景観が続いていて、飽きることない。

「世界一周」に興味がでたらよむ本

5、まとめ

サハラ砂漠への道中はとっても大変だったけど、とっても楽しい1日だった。なんだろう、この異世界感は。良かったなぁ。

6、 次回予告

次回の記事は魅惑のモロッコ、サハラ砂漠(前編)です!


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▼世界一周のルート




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