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新曲「孤独を愛するにはまだ幼くて」を公開しました

VVAVEで新曲「孤独を愛するにはまだ幼くて」を公開しました。

曲の内容

この曲は「片想いしている女性の気持ちを歌った曲」になっています。
ずっと声をかけられずにいて、学校でも目で追いかけたり、すれ違うだけの関係性だけど、でも心の中では嫉妬の気持ちが湧いてきてしまう……そんな曲です。

嫉妬という感情は、おそらく誰しもが一度は持ったことがあると思うのですが、一方で勇気が出せなかったり行動に移せなかったり……そうした、自分自身のふがいなさに怒りを感じる瞬間でもある気がしています。
そうした感情と行動が相反している状態をこの曲でも歌っていて、そうした行き所のない感情を表現できていれば幸いです。

テンポ

いままではBPM120のミディアムテンポの曲を好んで作っていたのですが、今回は少し早めのBPM140で作ってみることにしました。シンセとピアノを使って切なさを出したかったのですが、少し早いテンポが焦燥感を想起させる形になったので、結構気に入っています。

ボーカル

ボーカルは花隈千冬(敬称略)ですが、今回初めて歌ってもらいました。
SynthesizerVでは小春六花が歌った曲は何曲か作っていたのですが、小春六花に比べてより可愛らしく儚げで、かつ繊細な歌声ですね。
今回の「片想いに苦しむ女性」を歌い上げるのにぴったりな声だなと思っています。

小春六花とは印象が異なる歌声なので、いつか夏色花梨と3人でのアイドルソングなんかも作ってみたいですね。

今後の課題

DTMを始めてからおよそ半年、歌ものとしては5曲目となりましたが、作るたびに自分の中での課題が顕在化してきています。
音源で言えばギターを使いこなせなくて避けていること、ミックスで言えば目的をもってイコライザーやコンプレッサーを使えていないことなどがあげられます。
もっと抽象的な話であれば心を掴むメロディ、大胆なコード進行、気持ちの良い転調など、理論を土台にしたうえでのセンスを磨くことも課題です。

箇条書きにすればもっとたくさんのことがあるのですが、これからも曲を作りながら、ひとつずつ成長できたらなと思っています。

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