今日のコーヒー 7/20
豆・グァテマラ、コロンビアのブレンド
焙煎・フレンチロースト(深煎り)
淹れ方・ハンドドリップ
量・豆15g、お湯80㏄
飲み方・氷たっぷり、アイスにして
今日、またひとつ年を取った。
娘の誕生日と比べると、なんていうことのない、月曜日に毛がはえたくらいの誕生日だった。
成長曲線があきらかにゆるやか。
というか、平坦。
下降は、、ぎりぎりしてない、と思いたい。
最近、同い年の友人が、子供を4人育てながら、カメラマンを始めた。
自宅に撮影スペースを設け、赤ちゃんがいても大丈夫な範囲で、依頼を受けている。
彼女らしい、あたたかくて、ほっとする写真を撮っている。
実は彼女は私が学生時代にカメラにはまっていたころ、ずっと私の写真をほめてくれていた。
私は、ここ10年でいつの間にか写真に対するなにかを失い、ちっともカメラを手に取らなくなった。
はっきりいうと、あの頃見えていた景色が、見えなくなったから。
そう、残念ながら今の私には見えなくなってしまった。
あれは私の「自由」だった。
どこを歩くのも、何を見るのも、自由だった。
その自由を、彼女はいつもほめてくれた。
その頃、彼女は写真を撮っていなかったけど、初めての出産と同時に目の前の愛する我が子の撮影からスタートして、日々を写真に納め続け、そしてついにカメラをライフワークにした。
不思議なものだなと思う。
私にとって写真は、「自由」だった。
彼女にとって写真は、「愛」なんだと思う。
なんで誕生日に、こんな話をするかというと。
自分でもまだはっきりとわからないのだけれど、
今年はこれからの生き方の岐路のような気がずっとしていて。
そういう年齢に差し掛かっているんだと思う。
去年の今頃は仕事に復帰したてで、出産前の仕事ぶりを取り戻すような働き方をしていた。
頼まれたこともそうでないことも時短と格闘しながら、全力で取り組んだ。
1年経って。
今年は自分の持ちうる武器を、どこかに絞って尖らせていきたい気持ちが強くなってきている。
多分娘が小学生になるくらいをイメージしているんだと思う。
自分の年齢と、能力と、働き方からイメージして、その頃戦っていくには、武器をもっと磨く必要があると感じているところ。
「なんでもわかる」ではなく、「これ系ならあの人」というタイプのスペシャリストを目指したい。
多分この1年でがらりとは変わらない。
でもこの1年があって、次につながっていくような気がしてならない。
そんな誕生日。
まずは、健康で笑顔の多い1年にできたらな。
写真解説・いつかのあかね空。
noteで使っている、あかねというのは本名で、夏の夕焼けの色から父がつけた。
いい名前だと言ってもらえることが多い。
それはきっと夏の夕焼けがとてもきれいだから。
名前と一緒に、すてきなものを思い浮かべてもらえるのはとてもうれしい。