レッスンを3倍!有意義にする5つのチカラ
わたしがタンゴダンス留学3年で学んだことは、タンゴだけじゃない学んだことを自分のものにするチカラ。レッスンを受け身で受けていては身につかない!と強く感じました。
こんにちは。AKANEです。(Instagram:@ akanetanguera )
南米アルゼンチンの首都ブエノスアイレスでアルゼンチンタンゴの講師をしています。
自己紹介はこちら→noteはじめました
わたしはアルゼンチンのブエノスアイレスで3年間タンゴダンス留学をしていました。
その時「どうやったら効率的にタンゴが上達するか?」をいつも、いつも、いつも考えていました。
タンゴを習い始めて2年という短い期間で留学したため、何年も勉強して計画的に留学した方と比べると、底辺からのスタート。
「もっと上手になってから留学した方がいいんじゃない?」
留学前に、実はこんなコメントもいただきました。
しかしながら留学前のわたしは「留学すれば上手くなる!」と信じていたので、さほど心配していませんでした。
合わせて、留学先でどうやって勉強するかも、出発前は考えていませんでした。
「留学すること」が目的の失敗パターン。
王道をまっすぐ素足で歩いていたようなわたし。
この5つのチカラを最初から知っていれば、もっと上達が早かったはず。
そして何よりも勉強の仕方が全然違ったはず。
これから何かを学ぶ方が最短で上達できるように、ぜひ共有したいと思います。
その①見るチカラ(観察力)
・上手な人を見分けるためのチカラ
・なにが上手か、どこが上手か見るチカラ
上手な人と下手な人の見分けがつかない人は、絶対に上達しません。
なぜなら目標設定が低い、もしくは間違ってしまうから。
「先生」と言ってもピンからキリまでたくさんいます。
コンペや大会で好成績だから、とか誰かが上手と言っていたからOKではなく、自分自身の目で見て、その上手さや技術の希少性、そして自分の好みの踊りがわかるとよい先生にも巡り会えるし、上達もものすごく早いです。
どうしたらそのチカラは手に入るの?
ひたすら他人の踊りを見続けると、そのチカラは手に入ります。
上手な人だけ見るのではなく「この人イマイチだな。」と思っても、何がイマイチなのかを考えると良いでしょう。
その②課題を探すチカラ(分析力)
・自分に足りない点、改善すべき点を自分で見つけるチカラ。
レッスンを受ける時に先生の注意や指摘を待っているのはNG。
レッスンで褒められることを目的にしてしまうのもNG。
「なぜあの人は上手なのか」ー(マイナス)「自分とどこが違うのか」をすれば、自然と自分の課題は見えてきます。
そして、最初は間違ってもいいのでレッスンでこれが課題だ、と思ったことを先生に質問すると良いですよ。だんだん、本質の課題に近づいてきます。
どうしたらそのチカラは手に入るの?
レッスンを受けるたびに「今日はこの課題を改善しよう」とテーマを持つことから始めてみると良いでしょう。
膨大にある課題の中から優先順位を決めたり、関連性を感じるまでは時間がかかります。
その③仮説を立てるチカラ(仮説力)
・うまくいかない時に、どうすれば良いか自分なり仮説を持つチカラ。
・テーマや課題について自分なりの回答を持つ。
わたしの場合「今日のテーマはこれにする」とレッスンにテーマを持参しても「なぜ出来ないと思うの?」と先生から質問が続きました。
「コレが出来ないのは、アレがいけないと思うけど、どうか見てほしい」まで話をして、ようやく先生は「そこが問題ではない。違う。」と回答をくれました!
この仮説を立てるチカラから自分で考えて行動できるようになり、上達を加速させました。
どうしたらそのチカラは手に入るの?
まずは自分で考えること。すぐに他人に聞かないことが一番です。
そしてその考えたことを先生にぶつけてみるといいでしょう。
先生との会話も弾みますよ。きっと!
その④模索するチカラ(可動力)
・柔軟に受け入れて、それを試すチカラ
・教わった物をそのまま、ではなく自分のモノにするチカラ
結局は、(最終的には)自分がどういう踊りがしたいかです。
もちろん「守破離」の段階は大事です。
(守破離とは?「守」は師の教えを守り身につけ、「破」は他の師や流派を知り、「離」は自分の型を作ること)
でもいつまでも「守」だけでは、独自性は生まれません。いつか先生から離れて自分の独自性を見つける必要があるのです。
どうしたらそのチカラは手に入るの?
A先生とB先生が同じことを違って説明した場合。
一つの方法として、A先生のやり方、B先生のやり方両方をやってみて自分のやりやすい、好きな方にする。
または、先生のレッスン毎使い分けると両方できるようになる。
という、教わることを受け取るだけでなく、自分の解釈を模索していくことが大事だと思います。
その⑤継続するチカラ(継続力)
・一つの練習を継続して成果が出るまで続けられるチカラ
・練習の目的を正しく理解して行えるチカラ
レッスンを受けて、それだけでは上手くはなりません。
レッスンは現状の課題を改善するための「方法」を学ぶ場所。
方法を自分のモノにしていかなければ、レッスンは意味がないです。
どうしたらそのチカラは手に入るの?
習ったことの復習を毎日決まった時間に行う。
時間が決まっていると習慣になりやすいです。
2週間続けるとそれが新たな習慣になります。
以上、5つのチカラを知っていると、物ごとを習得するスピードが加速してレッスンが有意義なものになるでしょう。
もちろん、留学に関係なく役に立つと思います。
ぜひ、試してみてくださいね。
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ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
とっても嬉しいです!
勉強したこと(アルゼンチンタンゴ)が特殊なので例え話が微妙ですが、もし何かの役に立ったら嬉しいです!
ChaU ChaU!!
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