ゆずの「夏色」を手話で踊ってみたら、想像以上の景色だった
2021年の夏の思い出は、
ゆずの「夏色」。
この一曲。
「夏色」がリリースされたのは、1998年。
えーーーー、今から23年も前なのか?!!!
そんな、ゆずの名曲である「夏色」に、
今年、また"出会った"。
手話とストリートダンスを融合させた「UDダンス」を文化にしようと活動する、UDスクールのみんなと「夏色」を踊る機会をいただいたのだ♪
(※UD=ユニバーサルデザイン)
「夏色」って何色?
そう聞かれたら、私は「海の色」「空の色」、つまり「ざっくり青」と答えていたと思う。去年までは。
でも、今回、「夏色」を手話で表現するにあたり、歌詞を咀嚼したら、「青」だけじゃなかった。
それどころか、なんとも色彩豊かな情景であふれていた。
ふたりを染める夕陽・・・
網戸越しの風の匂い・・・
夜の海のさざなみ・・・
線香花火の匂い・・・・
・・・こんなに、曲の世界観を"五感"で味わえたことってなかった!
「夏色」って何色?
今、そう聞かれたら、私は「おもいで色」と答える。
聴く人の解釈で、脳裏はいろいろな色彩があふれて、あの夏にフラッシュバックできる曲なんだなと思った。
ゆずが、メジャー第一弾のシングルとして「夏色」を世の中にリリースし、大ヒットしてから23年。
名曲は幾年重ねても色褪せない。
でも、こんなに名曲を"味わい直す"ことができるなんて。
私はUDダンスの可能性に惹かれて止まらない
↓↓↓↓↓↓
UDダンスで踊らせてもらう楽曲の歌詞の手話は、毎回ろう者の方々が作ってくださっている。
だから、語順通りでは伝わりにくいような歌詞でも、歌詞の世界観を壊さずに伝わるストーリーになっているところもすごい。
一緒に踊らせてもらったメンバーは、年齢も性別も地域も個性もバラバラ。耳が聞こえる聞こえないの壁を超えて、みんなで1つの作品に向き合って、切磋琢磨しながら動画を提出し、作品が公開されるまでの過程も尊いものだった。
HUCメンバーまさえ。&バーディーで、ゆずの聖地(横浜・伊勢佐木町)を訪ねダンス練習した日の記録↓
息子も手話に興味を持って、踊ってくれた日の記録↓
このUDダンスが日本の文化になるまで、これからどんなアップデートが楽しめるだろう?ワクワクはエンドレスになりそうだ。
<<< お礼を言いたい皆さま >>>
手話とダンスで世界をつなぐオンラインUDスクール主宰/北村仁さん(振付)
「夏色」作手話:しょうごさん
手話とダンスで世界をつなぐオンラインUDスクール夏色メンバーの皆さま
ゆずのおふたり 北川悠仁さん 岩沢厚治さん
母親アップデートコミュニティ(HUC) Üd Dance Club 部長 まさえ。
家事もそこそこに踊るまくる私を何も言わずに見守る夫
少し手話覚えた小1の息子
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