ただのボカロ好きがカゲプロについて思い返してみた
初音ミクの誕生日までほぼ毎日更新企画、日目は、「カゲロウプロジェクト」についてです。
「カゲロウプロジェクト」通称「カゲプロ」について思い返してみようと思います。
初めて聴いたカゲプロ曲は、たぶん「カゲロウデイズ」です。
一回聴いてみて私はイントロのギターが印象的だなーと思いました。好きか嫌いかと聞かれたら、普通と答える感じでした。でも、あるPVに出会って好きになりました。
あるPVとは、わんにゃんぷーさんの自己解釈PVです。
手描きPVのクオリティも高くて驚いた覚えがあります。
カゲプロが流行っていた当時、ボカロファンがカゲプロ好き(カゲプロの曲が好きなこと)を公言しにくい空気がありました。私のTwitterのTLだけだったかもしれませんが、本当にあれは嫌でした。
私は普通にカゲプロの××っていう曲が好きという話をしていましたが、どこかもやもやしていました。
カゲプロが疎まれていたのは熱狂的なカゲプロファン(主に中高生)の目に余る行動や、商業展開することに対する嫌悪などいろいろあったと思います。
自分の好きなものに似ているものを全部パクリ認定してしまったり、カゲプロをバカにする人を目の敵にしたり、カゲプロファンの穏やかではないこともありました。
でも、それをネタとして面白おかしくはやし立てたり、中傷したりする大人がいて個人的にとても悲しかったです。
カゲプロは、登場人物たちが十代なら誰でも共感できるコンプレックスをもっていて、能力を使って事件(?)を解決していく話です。
曲だったり、小説だったり、漫画だったりそれぞれでストーリーが異なっていて、比べて楽しむことができます。
なんていうか上手く言えませんが、大人には十代だったころを忘れてほしくないなと思います。
いつだったか、ボカクラでカゲプロの曲がかかったときにフロアが高まっていて、すごく安心した覚えがあります。ボカロが好きでカゲプロも好きな人がこんなにいるんだな、と。
さて、今回はカゲプロについて振り返ってみました。いつもならカゲプロの好きなところだけを語るのですが、今回はカゲプロの嫌だった思い出を振り返るみたいな内容にしてみました。
好きなことを好きと語りにくい空気は本当に嫌で、今後ボカロでそんな空気ができてほしくないな、と思い書き起こしてみました。
嫌なことについて語るのは苦手です。
話は変わりますが、2018年11月7日にゲロウプロジェクト 3rd album「メカクシティリロード」が発売発売されるそうです。とても楽しみです。
じん(自然の敵P)さんの新しいカゲプロ曲がどんな物語を、音を聴かせてくれるのか本当に楽しみです。